クリーン活動の実施

各事業所では定期的に周辺地域のクリーン活動を行うとともに、地域清掃イベントなどにも参加し、地域に根ざした環境活動を継続的に実施しています。

清掃イベントに参加する様子
地域清掃

段ボールベッドなど災害時の緊急物資支援について

地震や台風などの自然災害発生時、自治体などからの要請を受け、避難所の床敷き用段ボールシートやパーティション、段ボールベッド、段ボール箱などを緊急支援物資としてお届けしています。

地域分散型という段ボール事業の特性を活かしながら、段ボールの持つ温かみと優しさが、被災された皆さまの安心・安全に少しでもお役にたてるよう、これからも協力してまいります。
なお、災害時、緊急支援物資のスムーズな供給に向け、全国の自治体と防災協定の締結も進めています。

  • 体育館での訓練の様子
    段ボールベッドを用いた防災訓練
  • 組み立てられた段ボールベッド
    段ボールベッド
  • 段ボールベッドを使用している様子
    段ボールベッドは健康面からも注目されています
  • トラックから物資の荷降ろし作業の様子
    緊急支援物資の輸送にも活躍

産学連携による共同研究の
推進

レンゴーはパッケージングのリーディングカンパニーとして、長年にわたり、包装に関する研究を中心としてさまざまな大学との共同研究を行っています。日本で初めて段ボールを事業化し、パイオニアとしてリードしてきたレンゴーは、パッケージの可能性を広げる革新的な機能や素材、製造技術を数多く開発し続けてきました。これからも、ゼネラル・パッケージング・インダストリー=GPIレンゴーとして、包装の未来を切り拓いてまいります。

京都大学 大学院農学研究科 森林科学専攻 樹木細胞学分野

セルロースナノファイバー(CNF)の構造解析

透過型電子顕微鏡(TEM)により、当社開発のCNFのナノメートルオーダーの構造評価を行っています。これまでの研究で、ザンテート化CNF(XCNF®)およびザンテート基を脱離させて得られる純粋なCNF(ファインナチュラ™)の繊維径は、ともに3-8ナノメートルであることが確認されています。また、さまざまな条件で調製したセルロースナノファイバーを観察することで、製造や物性に役立つ情報も蓄積しています。

電子顕微鏡で映し出されたセルロースナノファイバー

神戸大学 先端バイオ工学研究センター

微細藻類の高効率培養方法の研究

微細藻類は、光合成で二酸化炭素を吸収して油脂や多糖類などさまざまな有用物質を生産します。増殖速度が速いことから化石資源の代替として注目を集めています。当社では、プラスチック包装の原料である石油などの化石資源をバイオマス資源へ転換する取組みを行っています。
プラスチックなどの汎用化学品に応用するためには、微細藻類を安価で安定的に大量培養する必要があり、高効率な培養方法の研究を進めています。

実験イメージ