DXの取組み

2020年度をスタートとする中期ビジョン「Vision115」(最終年度:2025年3月期)を策定し、その中で世界一のパッケージプロバイダーを目指す取り組みの一つとして、最新の情報・通信技術を活用するDX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進することを掲げています。

2020年4月には、代表取締役社長を委員長とする「DX推進検討委員会」を設置し、会社全体でDXを推進する体制を整備してまいりました。

DXを推進するにあたり、レンゴーグループは、製造、物流、販売など様々な業務プロセスにおいて、デジタル技術(Cyber)とそれを使う人間(Physical)を融合させた「Cyber Physical System」を構築し、新たな顧客価値の創造、革新的な業務の効率化、働き方改革などに取り組んでまいります。

目標 具体的な施策
新規ビジネスモデル創出
  • デジタル印刷パッケージの拡充
  • 自社開発デジタルツールの外販
  • 顧客とのデータ連携による自動受発注システムの開発・販売
新たな顧客価値の創造
  • センサーを活用したIoT、AI技術による品質・サービス向上
  • 調達・生産工程の見える化によるサプライチェーンの最適化、
    低炭素社会の実現
  • バーチャル技術を活用した提案型営業
既存プロセスの変革
  • 配車システムへのAI導入による物流効率化
  • デザイン・包装設計へのデジタルデータ活用による提案準備時間の短縮化、
    データ保管の安全性向上
  • モバイルネットワーク時代に対応する新たな営業手法、販売チャネルの開拓
社内業務効率化
  • 働き方改革の一環としてのペーパーレス化、テレワーク対応
  • デジタル技術を活用した採用活動、社内教育
  • 自社のITエンジニア養成による開発体制強化