GPIレンゴーとして、
世界を視野に
さらなる価値創出に挑み続けます

GPIレンゴーとして、
世界を視野に
さらなる価値創出に挑み続けます

私たちレンゴーグループは、「GPI(ゼネラル・パッケージング・インダストリー)」として、あらゆる包装ニーズに応える総合力を備えた企業グループを目指しています。1909年の創業以来、時代や社会の変化とともに常に変革と挑戦を重ねてきた中、新たに中期ビジョン「Vision120」のもと、さらなる成長に向けて前進中です。そして、創業120周年に向けて、包装を通じた価値創出の基盤を一層強化していきます。

レンゴーグループの大きな特長の一つは、素材開発から製品設計、製造、物流に至るまで手がけられる一貫体制にあります。しかも、段ボールをはじめとして、紙器、軟包装、重包装といった多様なソリューションを組み合わせることで、お客さまのバリューチェーンにおけるさまざまな課題に対して最適な提案を行える点が、私たちの競争力の源泉です。包装は単に「包むもの」だけではなく、商品の価値を高め、環境負荷を低減し、物流を最適化するという社会にとって不可欠な存在です。

また、レンゴーグループは、パッケージづくり、および環境経営のキーワードとして、「Less is more.」を掲げています。これによって、限られた資源を有効活用し、高品質で付加価値の高い製品づくりを追求するとともに、地球環境への負荷の低減を図りつつ、持続可能な社会づくりへの貢献を目指しています。現状、紙素材のリサイクルはすでに高水準に達しており、今後はフィルム分野などでも循環型モデルの構築を進め、「Less is more.」を通じたさらなる価値の創出を進めていきます。

また、当社は人を大切にする企業として、「人本主義」を経営の根幹に据えています。従業員一人ひとりの多様な個性を尊重し、働きがいを持てる組織づくりを進めることが、持続的な価値の創出、そして企業としての真の競争力の発揮につながると信じています。

現在、国内市場が量的な成長の限界に差し掛かる一方で、グローバル市場では大きなチャンスが広がっています。レンゴーグループでは、アジアや欧州、なかでもインドといった成長市場への展開を進めており、2030年に向けて海外売上比率をさらに高めていく方針です。日本で培った価値を世界へと広げ、「包装で未来を創る(Creating the future through packaging)」という思いを、グローバルで体現してまいります。

今後も私たちは、ステークホルダーの皆さまとともに、新たな価値の創出に挑戦し続けてまいります。引き続き、レンゴーグループにご期待ください。

代表取締役会長兼CEO
大坪 清
代表取締役社長兼COO
川本 洋祐