事業の概要と特長
環境に配慮した製品づくりと、デジタル技術による進化をリード
ユーザーオリエンテッドの製品供給は、パッケージの素材となる製紙事業が支えています。トップクラスの板紙メーカーとして、ライナ、中しんといった段ボール原紙から白板紙、紙管原紙、チップボール、加工紙に至る幅広い製品を生産・販売しています。
段ボール原紙
シェア国内2位
板紙の古紙利用率
98.6%
(2024年度)
2027年までに
石炭使用量
ゼロに
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八潮工場 7号抄紙機 -
段ボール箱の内外装に使われる段ボール原紙
これまでの取組み
1936年に淀川工場、1961年に利根川製紙工場を設置。その後、1991年の福井化学工業合併、1999年のセッツ合併を経て、現在の国内直営4工場体制を整えました。その他国内グループ企業として丸三製紙、大興製紙、大阪製紙の3社を有し、パッケージの素材となる板紙で国内トップクラスです。また、海外は中国大陸、ベトナム、フィリピンに展開しています。
安定供給の確保はもちろんのこと、RFIDによる原紙管理システムの普及を促進し、物流業務での標準化を進めています。
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1936年 淀川工場 -
物流倉庫でのRFIDを使用した自動搬送
展望
地球環境との共生のため、温室効果ガス排出量の低減を目的として、石炭・重油ボイラの燃料転換やバイオマスボイラの新設を進めています。
また、製紙部門内に設置したデジタル推進部が中心となり、DXを活用した品質管理、労働環境の改善、物流課題の解決に集中して取り組んでいきます。



