全ての従業員が健康で安心して働くことができる職場づくりを目指し、「安全衛生方針」を掲げ労使一体となって活動しています。死亡災害などの重大な災害を予防することはもちろん、「災害の撲滅」を目指して職場に潜在する危険源を抽出し、本質安全化、転倒予防対策、作業環境改善を推進するとともに、安全衛生教育も継続的に実施しています。

安全衛生方針

安全衛生推進体制

安全衛生管理を総合的に推進するために、全社を統括する「安全衛生委員会」を本社に、その傘下には事業所・工場の「安全衛生委員会」を設置しています。本社の安全衛生委員会は年2回開催され、全社の安全衛生方針や安全衛生に関する施策を策定します。各事業所・工場の安全衛生委員会は、全社方針や施策に沿った具体的な安全衛生活動を計画し、従業員に周知させ推進しています。

安全衛生推進体制図

労働災害発生状況

各事業所・工場では「災害の撲滅」を目標として安全衛生活動に計画的に取り組んでいます。2023年は休業災害件数が前年から3件減少し14件となった結果、度数率が1.22に改善しました。強度率は0.06で、製造業の平均より低い値に改善しました。今後も労働災害リスクの除去・低減に向け、従業員一人ひとりが安全最優先の意識を持って行動できるよう、労使が協力して安全衛生活動を推進し、災害の撲滅に取り組んでまいります。

度数率(暦年)の推移

  2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
度数率 1.16 0.53 0.97 1.50 1.22

度数率:100万延べ実労働時間当たりの労働災害による死傷者数(死亡災害および休業1日以上の災害)で、労働災害の頻度を表す

強度率(暦年)の推移

強度率(暦年)の推移グラフ
  • 出所:厚生労働省「労働災害動向調査」
  • ※強度率:1,000延べ実労働時間当たりの労働損失日数で、災害の重さの程度を表す
  • 注:レンゴー(単体)の従業員はグループ全体の18.6%

グループ会社との安全衛生
パトロール

当社の事業所・工場およびグループ会社の安全担当者が1年に1回全ての事業所・工場をパトロールし、客観的な視点で潜在的リスクを発見することで、職場の安全衛生改善につなげています。危険箇所に関する情報や効果的な改善の取組みを水平展開することで安全衛生レベルの向上を図り、労働災害を未然に防いでいます。また、パッケージング部門の関東事業部や中国・四国・九州事業部および製紙部門では、グループ会社が当社の安全衛生パトロールに参加するほか、相互に安全衛生パトロールを実施し、交流を図っています。今後も国内グループ会社と情報共有を密に行い、災害の撲滅に取り組んでまいります。

工場内でのパトロールの様子
パトロール風景

設備面での暑さ対策の実施

地球温暖化の影響で35℃を超える猛暑日が増える中、熱中症のリスクが高まっています。夏の暑さはさらに厳しくなることが予想されるため、当社では設備面での暑さ対策を進めています。熱源が多いエリアでは、給排気設備を増強して工場内の気温を外気温に近づけています。環境に優しい気化放熱式涼風装置を利用したゾーン空調を行うことで、安全・快適に働ける職場づくりに取り組んでいます。

工場内の空調設備
気化放熱式涼風装置

段ボールシートの搬送自動化

段ボール工場では、段ボールシートを運搬するために多くのローラーコンベアが敷き詰められています。当社ではローラーコンベアをプラスチックモジュールコンベアに置き換えてシート搬送を自動化するとともに、手押しトラバーサを電動化し、シートの受渡しの自動化を進めています。作業の省力化と機械の本質安全化を進めることでローラーコンベア上での転倒災害撲滅にもつなげています。

工場内に敷き詰められたローラーコンベア
段ボールシートの搬送自動化

VR体験機による
安全教育の実施

VR体験機を用いた安全教育により、高所からの落下、コンベアによる巻き込まれ、感電などの重大な災害を仮想空間で疑似体験することができます。机上の安全教育だけでは伝え切れない災害の怖さをVRで体験することで危険予知能力を高めています。

VR体験機を利用した安全教育の様子
VR体験の様子