全ての従業員が健康で安心して働くことができる職場づくりを目指し、「安全衛生方針」を掲げ労使一体となって活動しています。死亡災害などの重大な災害を予防することはもちろん、「災害の撲滅」を目指して職場に潜在する危険源を抽出し、本質安全化、転倒予防対策、作業環境改善を推進するとともに、安全衛生教育も継続的に実施しています。

労働安全衛生の確保

安全衛生管理を総合的に推進するために、全社を統括する「安全衛生委員会」を本社に、その傘下には事業所・工場の「安全衛生委員会」を設置しています。本社の安全衛生委員会は年2回開催され、全社の安全衛生方針や安全衛生に関する施策を策定します。各事業所・工場の安全衛生委員会は、全社方針や施策に沿った具体的な安全衛生活動計画を従業員に周知し、その推進に取り組んでいます。

安全衛生方針

安全衛生推進体制

安全衛生推進体制図

災害発生状況

度数率(暦年)の推移(レンゴー単体)

  2020年 2021年 2022年 2023年 2024年
度数率 0.69 0.90 1.58 0.90 1.34

度数率:100万延べ実労働時間当たりの労働災害による死傷者数(死亡災害および休業1日以上の災害)で、労働災害の頻度を表す

強度率(暦年)の推移

強度率(暦年)の推移グラフ
  • 出所:厚生労働省「労働災害動向調査」
  • ※強度率:1,000延べ実労働時間当たりの労働損失日数で、災害の重さの程度を表す
  • 注:レンゴー単体の従業員数はグループ全体の17.5%

働きやすい職場づくりの取組み

設備面での暑さ対策の実施

夏場の気温は年々上昇しており、熱源が存在する製造現場では熱中症発生リスクがますます高まっています。製紙工場の抄紙機周辺は特に高温多湿な環境であるため、設備面での暑さ対策を進めています。新たにチラーユニットを導入し、チラー冷水と冷却コイルを用いた除湿冷風給気を行っています。設備導入をしたことで、以前より5℃~ 8℃涼しい風を供給できるようになりました。より働きやすい職場となるよう、引き続き作業環境の改善に取り組んでいきます。

チラーユニットの送風ダクト
チラーユニットの送風ダクト

工場のリニューアル

さらなる生産性の向上、倉庫スペース確保と職場環境改善のため、生産設備の更新やレイアウト変更など、事務所棟を含めた工場リニューアルを進めています。作業エリアの拡張や生産設備のレイアウト変更によって作業者同士の意思疎通や歩車分離がしやすくなり、安全で働きやすい職場環境につながっています。また、従業員が休憩中にリフレッシュできるように、食堂や休憩スペースの整備も進めています。

リニューアル工事後の製函エリア
リニューアル工事後の製函エリア

グループ会社の安全衛生

主に当社製品の輸送・荷役を手がけるレンゴーロジスティクス株式会社では、全国の事業所ごとにトラック運転手とフォークリフト運転手などを対象として、実技講習会を定期的に実施しています。また、ドライバーコンテストを行い、運転技能と輸送品質の向上を目指しています。

トラックの実技講習の様子
トラックの実技講習の様子

段ボールシートの搬送自動化

段ボール工場では、段ボールシートを運搬するためにローラーコンベアやトランスファーカーが設置されています。当社では、ローラーコンベアやトランスファーカーをプラスチックモジュールコンベアに置き換えることでシート搬送を自動化するとともに、手動トラバーサの電動化や、段ボールシート受渡しの自動化も進めています。作業の省力化と機械の本質安全化を進めることで、転倒災害を防止しています。

シートを運搬するプラスチックモジュールコンベア
シートを運搬するプラスチックモジュールコンベア

歩車分離の対策

新工場の建設や工場リニューアルを行う際には、フォークリフトなど動力運搬車と作業者の接触を防止するため、新たにポリマー(合成樹脂)製の防護バリアを採用しています。区分けを明確にすることで双方の作業者は安心して作業ができます。従来の鋼鉄製安全柵と比較した場合、万が一動力車が衝突してしまった際にも、作業者や機械を保護するだけでなく、柵や床面の損壊が緩和されるため、修理費削減と車両の保護にもつながります。

歩車分離のための防護バリア
歩車分離のための防護バリア