レンゴーグループは、人本主義(人間中心主義)を会社経営の柱に据えて、人への投資、人づくりを通して、持続的な成長と生産性向上に取り組んでいます。
人材育成方針、
社内環境整備方針
働く者一人ひとりの成長こそが企業を成長させるとの考えのもと、人材育成、社内環境整備を行っています。
成長を実感できる人材教育
人材育成に関しては、優秀な人材を確保し適正に配置したうえ、「現場にこそ真理がある」をモットーに、それぞれの持ち場におけるニーズに対応した職種別や階層別教育を計画的に実施するとともに、グローバル人材の育成、自己啓発の支援といった教育制度を整備・拡充し、自己の成長を実感できる取組みを進めています。
階層別キャリア教育の実施
従業員の成長を積極的に支援するため、キャリアに応じた教育研修を充実させています。それぞれの職場において日々の業務を通じて行うOJTのほか、職種別や階層別でも実施し、従業員の能力とモチベーションの向上を図っています。
入社3年目までの従業員の教育研修は特に手厚い体制を整えています。年次に応じて必要となる知識・技能・姿勢を習得させるほか、現場主義の考えに基づき、工場実習を行っています。また、自身の働き方を振り返り、今後のさらなる成長につなげるため、定期的にフォロー研修を実施することで、将来を担う若手従業員をサポートしています。さらに、中堅以上の従業員にはより専門性の高い研修を、管理職にはマネジメントに必要な知識やスキル向上を図るための場を提供しています。
全ての従業員の自己啓発による能力の開発を援助する制度を設け、成長の機会としています。

小集団・改善活動の実施
従業員のさらなる成長と職場の活性化、世界最強の現場づくりを目指した各事業所間の相互啓発と切磋琢磨を促すため、小集団・改善活動を実施しています。
2007年度よりグループ会社を含めた全社発表大会を開催しており、2024年度は当社および国内子会社(非連結含む)から26社、684チーム(6,187名)が活動に参加しました。安全、品質、環境、生産性向上、コストダウン、6S、CS(顧客満足)といった全要素生産性(TFP)の向上に関わるテーマを選定し、創意・工夫を凝らした活動を展開しています。
各職場での改善を全社の課題解決につなげるとともに、「レンゴーグループの現場力」をさらに強固にする取組みとして機能しています。

生産性研修の実施
生産性についてあらゆる要素を分析し、技術革新とともに人の働き方、心のありようも意識しながら全要素生産性を高めることに労使一致協力して取り組んでおり、2022年度からは、「生産性とは人間の心の持ちようである」という基本に立ち返り、「心をみがこう」をスローガンとする人づくりの研修を3事業年度にわたり全社展開しました。
第一弾は製造現場の係長・主任を対象とした全国研修、その後は全国事業所や工場・部門ごと、また階層別・職種別に順次開催して、2025年3月までに全従業員が受講を完了しました。
特に、職場におけるコミュニケーションは、働く人と人を結びつけ、組織力・現場力の源になる重要なものと考えており、さらなる現場力の強化、生産性の向上を図るため、人への投資、人づくりにこれまで以上に力を入れていきます。

| 実施年度 | 研修回数(回) | 参加者数(延べ・人) |
|---|---|---|
| 2022年度 | 21 | 685 |
| 2023年度 | 116 | 2,844 |
| 2024年度 | 168 | 3,080 |
グローバル人材の育成
海外研修生の選抜は1980年代から行われていましたが、グローバル化が一段と進展する中で、当社グループが持続的に成長するためには語学力や国際感覚を身に付けた人材を計画的に育成する必要があることから、2010年に「グローバル人材育成制度」を整備し、現在に至っています。この制度でこれまで計48名が選抜・派遣され、研修修了後は当社グループの海外事業に関連する業務などに従事し活躍しています。
ほかにも、語学力向上奨励制度を導入し、自己学習で一定の語学レベル(英語・中国語)に達すると、表彰状と10~30万円の奨励金を授与し、人事管理上の記録事項とするなどし、グローバル化に対応できる人材育成に力を入れています。
適正な評価制度の構築
公正かつ透明な人事考課のために、評価基準を明示し、評価内容について上司が部下にフィードバックする面談を実施しています。フィードバック面談により、部下は人事考課への納得性が高まり、会社・上司の求める人材像の理解が進みます。一方、上司は部下の目標設定や能力開発の方向付けに役立てています。また、年に1回実施する自己申告・キャリア面談において、従業員の満足度やニーズを確認するほか、自身のキャリアプランや配属希望を申告する機会を設けています。