機能材製品
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機能材製品
染色加工
- フィルムに染色や機能付与することができます。小ロットも対応可能で、原反一本からお好みの色への染色(溶剤染色法)や機能付与(主にUVカット機能付与)をすることができるオーダーメード品です。フィルムの上に塗布するコート加工とは異なり、フィルム内部まで染料等を染み込ませることができるという特徴があります。基材はPETがメインですが、CPP、OPP、ナイロン、ポリカーボネート等さまざまなものに加工可能です。
染色加工と印刷やコート加工との違い(イメージ図)染色原理フィルムを染料や機能性付与剤が入った液体に浸漬し、
フィルムの内部まで染料や機能性付与剤を染み込ませます。染色加工の特徴
日光堅牢度
高温+溶剤を使用した溶剤染色法による染色でフィルムの内部まで染料が浸透するため日光堅牢度に優れた製品です。
色の均一性
色ムラがなく、均一に染色することが可能です。
透明性
高輝度フィルムの透明性を損なうことなく加工できるため、透明性の高い製品となります。他の着色法との比較方法
透明性
小ロット対応
堅牢度
スクラッチ性
価 格
溶剤
染色法染料を溶剤に
分散しフィルムへ
直接浸漬○
○
○
○
△
原料
着色法製膜時に
樹脂ペレットと
染料を溶融○
×
○
○
△
印刷法
インキ
コーティング
×
○
×
×
○
染色加工の用途例
自動車や建物のウィンドフィルム、遮熱フィルムなど。