物流(輸送)

モーダルシフト

当社グループでは、トラックドライバー不足や環境問題などの課題解決に資する取組みとして、陸上輸送を海上輸送に切り替えるモーダルシフトを推進しています。
これまで、当社で製造するマルチパック(缶ビールの6缶パック等)の東京から九州方面への輸送や、段ボール原紙の大阪から九州・沖縄方面への輸送を陸送から海上輸送へ転換してきましたが、取組みのさらなる拡大のため、2024年3月に東京から青森方面への段ボール原紙の輸送について、RORO船※によるトレーラー輸送に切り替えるテストを実施しました。
従来の陸上輸送を海上輸送に切り替えることで、同ルートにおけるCO₂排出量は約60%削減となりました。今後も物流におけるCO₂排出量削減に取り組んでまいります。
※貨物を積載したトラックやトレーラーが自走で船に乗り込み運搬できる貨物用船舶

モーダルシフト

物流体制の強化

点在している倉庫を集約・最適化し物流の効率化を図るとともに、物流体制の拡充を推し進めています。
当社グループのレンゴーロジスティクス(株)八潮流通センター、当社の八潮第二流通センター、淀川流通センターでは、倉庫管理システム(WMS)やトラック誘導システムの導入、RFIDを活用しています。淀川流通センターにおいては、無人運転のクランプリフトを採用するなど、製品の保管・ピッキング等の倉庫内作業を大幅に自動化する技術を導入しています。

段ボールの生産供給

段ボールは、できるだけ需要地に近い場所で生産することで、お客さまのご要望にお応えし、供給しています。
日本全国をくまなくカバーする当社の段ボール工場は、多様なグループ企業を有するレンゴー・ネットワークの中核として、地域密着型のサービスを提供しています。