物流(輸送)

モーダルシフト

当社ならびに当社グループでは、トラックドライバー不足や環境問題などの課題解決に資するモーダルシフトを推進しています。
尼崎工場、金津工場で製造した段ボール原紙を大阪から九州・沖縄方面へ輸送する際は、9割以上をフェリーで輸送しています。
また、利根川事業所で製造するマルチパックと呼ばれる缶ビールの包装紙も九州方面への輸送は関光汽船(株)と共同で行っています。従来の陸路輸送の9割を海上輸送に切り替えることで、同ルートにおけるCO₂排出量は約60%削減を実現しています。
※「平成29年度エコシップ・モーダルシフト事業優良事業者表彰」において、国土交通省海事局長表彰を受賞しています。地球環境に優しい海上貨物輸送を積極的に利用して、輸送の効率化および環境負荷の低減等を目指すエコシップ・モーダルシフト事業の推進に顕著な功績があった事業者に対し、海事局長表彰が与えられるものです。

  • 九州方面へのマルチパック輸送のモーダルシフト
  • エコシップマーク

物流体制の強化

点在している倉庫を集約・最適化し物流の効率化を図るとともに、物流体制の拡充を推し進めています。
当社グループのレンゴーロジスティクス(株)八潮流通センター、当社の八潮第二流通センター、淀川流通センターでは、倉庫管理システム(WMS)やトラック誘導システムの導入、RFIDを活用しています。淀川流通センターにおいては、無人運転のクランプリフトを採用するなど、製品の保管・ピッキング等の倉庫内作業を大幅に自動化する技術を導入しています。

段ボールの生産供給

段ボールは、できるだけ需要地に近い場所で生産することで、お客さまのご要望にお応えし、供給しています。
日本全国をくまなくカバーする当社の段ボール工場は、多様なグループ企業を有するレンゴー・ネットワークの中核として、地域密着型のサービスを提供しています。