レンゴーの古紙利用率

当社の主要製品である板紙の原料に占める古紙の割合(古紙利用率)は98%に達しており、残る2%が森林資源からの木材パルプです。
古紙の割合を高め、限りある資源を持続的に有効利用していくため、段ボール工場では、生産工程で発生する段ボールの端材を製紙工場から段ボール原紙を運んだトラックの帰り便で持ち帰り、製紙原料として100%リサイクルしています。
また、製紙工場では、これまで情報漏えいの問題から焼却処理されていた機密古紙を処理する専用の設備を導入し、製紙原料として利用しています。
当社グループの研究所や製紙工場では、製品の品質を維持しながら古紙の配合率を高める技術開発や、未利用古紙の製紙原料化など、古紙の有効利用を進めており、さらなる利用拡大を図っています。

板紙製造における古紙利用率