レンゴーは、来たる5月23日～26日に東京ビッグサイトにて開催される『2006 NEW 環境展』に出展し、生ゴミ処理の基材として優れた性能を発揮する『ビスコパール』をメインに、環境に優しい素材や技術の展示を行います。
当社では木材を原料とするセルロース素材を活用した商品開発を進めていますが、そこから生まれた製品の一つに多孔性セルロース粒子『ビスコパール』があります。
　 『ビスコパール』は、天然由来で１００％生分解性を持つ環境に優しい素材で種々の用途に利用されていますが、中でも、深刻化する廃棄物問題に対して有効な解決手段である生ゴミ処理機の菌床や助剤などに最適の素材です。
機能としては、親水性に優れ多孔質であるため微生物との相性が非常に良く、処理機内での菌の繁殖を助けます。また、吸油性、吸水性・放水性にも優れているため処理機内の水分の制御が可能となり、水分の多いものを処理する際でも機内で内容物が固まることを防いだり、乾燥時間を短縮することができるなど、生ゴミ処理に最適な環境をつくります。
さらに木炭やｐＨ調整剤を複合することで消臭機能を付加することも可能です。
食品リサイクル法が施行され、生ゴミ処理機の需要が高まりつつある中で、優れた性能を有するビスコパールへのニーズはますます高まるものと予想されます。
この他、ビスコパールを使用した芳香剤、有害物質吸着剤、消臭剤、室内園芸培土や天然のワサビ成分を用いた抗菌・防カビ剤、高性能ゼオライトをセルロース繊維と複合させたハイブリッド素材で高い抗菌、消臭機能を有する『セルガイア』なども展示致します。