レンゴー株式会社（本社：大阪市北区、会長兼社長：大坪 清）は、このたび、タイにおける合弁会社であるタイ・コンテナーズ・グループ社（以下、ＴＣＧ社）が設立した軟包装事業持株会社 ＴＣフレキシブル・パッケージング社（以下、ＴＣＦＰ社）へ直接出資し、株式の20％を取得しましたので、お知らせいたします。
また、当社の100％子会社である朋和産業株式会社（本社：千葉県船橋市、社長：竹中 淳）もＴＣＦＰ社の株式の5％を取得し、両社を合わせたＴＣＦＰ社への出資比率は、合計で25％となっております。（間接持分を含めた当社の出資比率は 47.5％。）
なお、ＴＣＦＰ社は、2014年5月、タイの軟包装分野の有力メーカーであるプレパック・タイランド社（以下、プレパック社）の株式の22％を取得しておりましたが、今般、出資比率を72％まで引き上げ、同社を子会社化いたしました。
プレパック社は、サムットソンクラム県およびラヨン県に製袋工場を有しており、年間の生産能力は14,000トンです。さらに、2015年後半を目処に、サムットサコン県において新工場を稼働し、年間の生産能力を16,000トンへ拡大することを計画しています。
東南アジアでは、プレパック社が手がけているような、食品・日用品向けに用いられる軟包装の需要の高成長が期待されており、ＴＣＦＰ社は、プレパック社を皮切りに、東南アジアにおける軟包装事業の拡充を計画しております。
当社は、今後、ＴＣＦＰ社を通じ、当社グループに蓄積された軟包装製造ノウハウを活用することで、東南アジアにおける様々なパッケージングニーズに応えるべく、供給体制のより一層の充実を図ってまいります。