ニュースリリース / 2008年

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  • 2008/10/23

    コルエアダクトが「“超”モノづくり部品大賞」を受賞しました

    当社が大成建設株式会社、株式会社栗本鐵工所と共同で開発した段ボール製空調ダクト「コルエアダクト」が、このたび「2008年“超”モノづくり部品大賞 環境関連部品賞」を受賞しました。

    「“超”モノづくり部品大賞」は、日刊工業新聞社およびモノづくり推進会議が主催する、モノづくりの競争力の源泉で縁の下の力持ちである部品・部材にスポットを当てた顕彰制度で、2003年度から実施され今年で5回目を迎えました。

    「コルエアダクト」は段ボールとアルミニウム箔を材料としており、亜鉛めっき鋼板を主材料とする一般的な空調ダクトに比べ重さで1/5と大幅な軽量化を実現しました。また、平板状態で運搬されることで輸送時の容積は1/10となります。商品生産時に発生するCO2排出量は鋼板製ダクトに比べ約1/4に抑制され、不要となったコルエアダクトは段ボールとアルミニウムに分離してリサイクルすることも可能です。
    さらに「コルエアダクト」は、中空構造という段ボールの特徴を活かし優れた断熱効果を発揮するため、従来の金属製品とは異なりグラスウールなどの断熱材が不要です。部材の標準化とともに施工の標準化もなされており、施工現場での組み立て・取り付けが誰でも容易に短時間で精度良く行うことができるなど、まさに環境のみならず人にも優しいダクト素材といえます。

    当社は、「人にも環境にも優しく」を念頭に、段ボールをはじめとした事業活動全般において環境保全に関するさまざまな取組みを行っておりますが、今回の受賞を励みに、さらに環境への取組みをいっそう推進してまいります。


    段ボール製空調ダクト「コルエアダクト」
    段ボール製空調ダクト「コルエアダクト」


    参考:2006年3月29日ニュースリリース
    >>環境配慮型空調・換気ダクト『コルエアダクト』の開発