ニュースリリース / 2017年 ホーム > トピックス / 2017年 すべて 製品・技術 環境・社会 経営 IR お知らせ 2017年1月5日 レンゴー福島矢吹工場 ビオトープにようこそ 当社福島矢吹工場は、昼間の工場使用電力の全てを太陽光発電で賄うなど、21世紀の理想の段ボール工場として、これまで蓄積してきた環境技術のノウハウの全てを結集した工場です。自然の恵みを最大限に活かし、エネルギーの再生・循環利用を図ることで、人にも環境にも優しいエコ段ボール工場を実現しています。 単に環境配慮型設備を設置するというだけではなく、地域の生態系にも配慮し敷地内には多種多様な生き物たちが生息できるビオトープを設け、地域の皆さんとともに、生態系を大切に守り育てていく取組みを行っています。また、里山環境の象徴であり、自然環境のバロメーターといわれているホタルの定着を目指し、地域での成虫採集と産卵、ビオトープでの幼虫の放流を長年継続しています。その結果、2015年にはビオトープとその近隣でゲンジホタルとヘイケボタルの飛翔を確認しました。 このビオトープでは、フクロウやキツネを頂点とした里山の生態系がつくられています。キツネやフクロウがやってくるということは、そのエサとなるカエルや鳥が、さらにそれらがエサとする昆虫が様々な植物に囲まれて生息しいるということです。そして、これらは多様なビオトープの環境に支えられています。 2015年度のモニタリング調査では、動植物が計361種、うち貴重種は12種確認されました。 ▼それぞれのエリアをクリックすると、どんな生き物が生息しているか見ることができます。 夜もにぎやか!! 陽が沈んだあとには、タヌキがビオトープにやってきます。 6月、7月にはホタルが飛びます。 ビオトープに隣接している「諏訪さまの森※」にはフクロウがいることがビオトープ造成前の調査で確認されていますので、夜になるとフクロウの声が聞こえるかもしれません。※諏訪さまの森:県有林(保険保安林)の森で、森のなかには諏訪神社があります。 諏訪神社 ホタル飛翔プロジェクト 矢吹町の皆さんと力を合わせてビオトープへのホタルの定着を目指しています。 レンゴーは、より少ない資源で大きな価値を生む“Less is more.”をコンセプトに、人にも環境にも優しいパッケージづくりに取り組んでいますが、今後とも工場の周辺環境の整備、保全にも努めてまいります。 ホタルの飛翔を確認(2016年6月18日) やぶき遊・ゆうライフクラブの皆様とホタル成虫採集 お問い合わせ先 ●福島矢吹工場 総務部 〒969-0247 福島県西白河郡矢吹町諏訪の前115-1 TEL:0248-41-2072 ニュースリリース 2025年 2024年 2023年 2022年 2021年 2020年 2019年以前 2020年以降 2019年 2018年 2017年 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 2009年 2008年 2007年 2006年 2005年 2004年 2003年 2002年 2001年 2000年 1999年