昨日6月15日、公益財団法人太平洋人材交流センター（PREX）の理事会において、当社代表取締役会長兼社長 大坪 清が新たに同センター会長に選任されました。
PREXは、主としてアジア・太平洋地域の開発途上国の発展を促進するための人材育成への協力を目的として、関西の産官学の総意により1990年4月に発足して以来、ODA（政府開発援助）関連機関のJICA（国際協力機構）や、主要経済団体、海外カウンターパート等の委託を受け、「経営管理｣｢市場経済促進｣｢地域振興｣など、産業振興テーマを中心として多彩なマネジメント研修を実施してきました。これまでに受け入れた研修生は、146カ国･地域から1万6000人を超えており、その成果は、人材育成活動を通じて関西での国際的人的交流を活発化するとともに、相互理解を深め、知日派・親日派形成にも大きく貢献しています。
関西は、あらゆる産業分野にわたり多彩な企業の拠点が集積するとともに、多数の優れた中小企業が活発な経営を行っていることから、産業の裾野を支える中小企業の育成を課題とする開発途上国からも高い関心が寄せられています。また、大学をはじめとする教育、研究機関も多く、研修、交流の場としても恵まれた環境下にあり、大坪新会長のもと、PREXが今後とも関西の特色を活かしながら、国際的な人的交流活発化、相互理解進展の推進役を果たすことが期待されます。