ニュースリリース / 2012年

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  • 2012/8/8

    今年で8回目を迎えた「まいまいハウス・プロジェクト」

    「まいまいハウス・プロジェクト」とは、東京都杉並区立桃井第四小学校(杉並区善福寺3-3-5)にて毎年夏休みに開催される1泊2日の段ボールアート&宿泊イベントです。
    子どもたちが段ボールを用いて、自分が入れるサイズの家(まいまいハウス)を思い思いの形やデザインで作り、それをかたつむり(まいまい)のように背負い、近くの井草八幡宮へと町内を練り歩きます。その後、学校の体育館に戻ってからは、自分で作った「わが家」でひと晩を過ごすため、友だち同士で「村」づくり。自分のまいまいハウスを改造して友だちの家とつなげたり、塀で囲ったり、もっと飾り付けをしたり…。夜は、趣向をこらしたお楽しみ会をはじめ、おしゃべりしたり、トランプに興じたり、探検したりと、あっという間に楽しく夜が更けていきます。
    同小学校の夏休みの名物行事として8回目を迎える今年は、去る7月28日、29日に開催され、4年生から6年生までの同校児童93人が参加。今年も楽しい一夜を過ごしました。
    まいまいハウスづくりを通じて、子供たちは段ボールの手触りの優しさと温かみを感じるとともに、大勢で一緒になって物ごとを作り上げていくことの楽しさ、喜びも実感したようです。
    教育の負の面ばかりが強調される昨今ですが、学校だけではなく、保護者、地域が一体となって子供たちを守り育てていく桃井四小の取組みは、ひとつのあるべき姿として非常に示唆に富んでいます。
    まいまいハウスの一夜は、子供たちの満足げな笑顔とともに、大人たちにとっても楽しいひと時となったようです。
    もちろん使い終わった段ボールはリサイクルされ、ふたたび段ボールとして生まれ変わり、今日も皆さんのまわりのあらゆる場所で活躍していることでしょう。

     

    「まいまいハウス」制作風景

    家づくり開始


    「まいまいハウス」制作風景

    どんな家にしようか


    「まいまいハウス」制作風景

    ここに窓を開けて


    「まいまいハウス」制作風景

    段ボールはレンゴー製


    「まいまいハウス」制作風景

    お父さんの方が夢中


    「まいまいハウス」制作風景

    地元FMラジオも臨時スタジオを開設


    「まいまいハウス」制作風景

    マイホームを背負って町内練り歩き


    「まいまいハウス」制作風景

    段ボールの村らしくなってきた