ニュースリリース / 2007年

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  • 2007/2/7

    新国立劇場の舞台を
    レンゴーの段ボールが埋めつくします

    来る4月15日より新国立劇場にて上演される、プッチーニ作曲オペラ「西部の娘」の舞台美術をレンゴーが段ボールでお手伝いすることになりました。
    「西部の娘」は、19世紀のアメリカ西部開拓時代の純愛物語として描かれた原作を、ドイツの若手演出家 アンドレアス・ホモキ氏が現代風にアレンジして上演するものですが、今回同氏が選んだ状況設定は“膨大な数の段ボールのある倉庫にて”というものでした。
    しかし、同氏の描いた絵コンテには、見たこともないような大きさの段ボール箱が1,500個あまりも描かれており、その上を俳優が飛び跳ねたり、瞬時に形を変えたりというきわめて大胆なもので、まさに舞台美術担当者泣かせの代物でした。
    しかも舞台の上は、消防法で難燃性が厳しく求められており、普通の段ボールでは消防署の許可が下りません。
    そこでレンゴーへ協力要請があり、パッケージデザイン部を中心に数度のミーティングを重ねた末、無事ホモキ氏の思い描いたとおりの舞台を作りあげることができました。
    段ボールとオペラ。意外な取り合わせですが、ここでもレンゴーの包装技術が華やかなオペラの舞台を、陰からしっかりと支えることに貢献しています。

    オペラ「西部の娘」公演概要

    会  場 新国立劇場 オペラ劇場
    東京都渋谷区本町1-1-1(京王新線初台駅 中央出口直結)
    TEL 03-5351-3011
    上演日程 4月15日(日) 14:00~
    4月18日(水) 18:30~
    4月21日(土) 14:00~
    4月24日(火) 14:00~
    4月27日(金) 18:30~
    計5回
    ※開場は開演45分前、予定上演時間は約3時間となります。
    主  催 財団法人 新国立劇場運営財団
    製作協力 レンゴー株式会社


    詳細はこちらをご覧ください >> 新国立劇場 オペラ劇場>


    西部の娘