ニュースリリース / 2006年

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  • 2006/12/13

    日本の南極観測が50周年を迎えました。

    南極観測50周年記念

    1956年に日本の南極観測が始まって以来、今年で50周年を迎えました。レンゴーは、そのスタートから段ボールケース等のパッケージで観測隊の活動を支えています。
    50周年の節目となる第48次南極地域観測隊は、11月28日に成田を発ち、12月3日、オーストラリアのフリマントルで先に出航していた海上自衛隊の砕氷鑑「しらせ」に乗船、12月下旬頃昭和基地に到着します。その後、約3ヵ月間にわたり様々な活動を行い、3月には越冬隊を残し帰国の途につきます。今回は56人中過去最多の7名の女性が参加しています。
    今回の南極観測の目的は、地球温暖化のメカニズムを探るため、ドイツ隊と共同で行う大気中の微粒子やオゾン層、オーロラの観測をはじめ、環境保全を重視しており、昭和基地周辺の清掃や過去の廃棄物の回収も行います。またすでに「ドームふじ基地」では、太古の気象変動を探るため氷床の掘削を進めており、世界で初となる南極大陸内部の岩盤採取も行います。
    インターネットの普及や機器の進歩によって、昔ほど遠い土地ではなくなった南極ですが、地球環境を探る上で、南極観測の重要性はますます高まっておりこれからもさまざまな研究の成果や発見が期待されています。
    レンゴーでは、第1次南極観測隊から今日にいたるまで、南極での活動に欠かせない大切な資材や生活用品の輸送や、貴重な収集物を保護するための包装材として段ボールケースを提供しています。これからも引き続き南極観測隊の活動を縁の下から力強く支え続けてまいります。

    写真 南極観測50周年記念

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