ニュースリリース / 2005年

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  • 2005/8/6
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    2005年8月6日~9月19日、水戸芸術館(茨城県水戸市)で段ボールを素材にした作品を手がけるアーティスト・日比野克彦氏による「HIBINO EXPO 2005~日比野克彦の一人万博」が開催されました。展覧会には、日比野氏が一般参加者の手を借りながら制作した作品群や、30cm立方のレンゴー製段ボール箱3,500個を10mの高さに積み上げたタワー、また段ボール製の新作や旧作の数々が展示されました。レンゴーでは、これらの作品への素材提供だけでなく、段ボールの形状、大きさなどの検討や組み上げテスト実施などや作品、招待者に送付したポスター類や段ボール製招待状、展示会場にて販売したコートボール製パンフレットなどの制作にも全面的に協力しました。なかでもポスターは、日比野氏がビール箱に直接イラストを描いて制作した作品を、利根川加工工場のプレプリント機で忠実に再現した立体ポスターで、非常に好評を得るできばえとなり、展覧会は来場者一万人を超える盛況となりました。日比野氏の作品制作には自然と多くの人が集まってきます。制作にはワークショップなどを通じて誰もが参加でき、目の前に見えている作品はそれらの人と人との繋がりを受け止めている器のようにみえました。

    詳しくは、水戸芸術館ホームページをご覧ください。
     
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    「日比野克彦の一人万博」ビール箱型立体ポスターとパンフレット。ポスターの中にはパンフレットをはじめ、様々な制作物が入っており、裏面には展覧会のスケジュールなどが印刷されいる。この箱形ポスター自体が作品ともなっている。
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    ポスターの中身。左からチケット、段ボール型オープニング招待状、段ボール製EXPO缶、立体型チラシが入っており、DMは一枚一枚、端が手で破った仕様になっている。チラシは組み立てると写真の様に今回の展示作品が飛び出す仕様になっている。