2025年5月16日
中期ビジョン「Vision120」の策定について
レンゴー株式会社は、2025年度から2029年度までの5カ年を対象期間とする当社グループの中期ビジョン「Vision120」を策定しましたのでお知らせいたします。その骨子は下記のとおりです。
当社グループは、1909年の創業からパッケージの製造販売を続け、現在は製紙、段ボール、紙器、軟包装、重包装、海外の6つのコア事業から成るヘキサゴン経営を推進しています。2029年度は当社にとって創業120周年にあたる年です。
このたび策定した「Vision120」は、「Creating the Future through Packaging/包装で未来を創る」をスローガンとし、長期的な視野に立って、価値創出基盤の強化および事業内容の質的強化を図り、企業価値向上を目指す指針となるものです。
「Vision120」の最終年度の主な財務指標および重点テーマ
(1)最終2029年度(2030年3月期)の主な財務指標(連結ベース)
| 売上高 | 1兆2,000億円 |
|---|---|
| 営業利益 | 700億円 |
| 経常利益 | 720億円 |
| EBITDA | 1,350億円 |
| ROE | 8.5% |
| D/Eレシオ | 0.7倍 |
セグメント別の売上高および営業利益の内訳
| セグメントの名称 | 売上高 | 営業利益 |
|---|---|---|
| 板紙・紙加工関連事業※ | 5,900億円 | 360億円 |
| 軟包装関連事業 | 2,100億円 | 120億円 |
| 重包装関連事業 | 560億円 | 30億円 |
| 海外関連事業 | 3,000億円 | 160億円 |
| その他の事業 | 440億円 | 30億円 |
※ヘキサゴン経営の製紙・段ボール・紙器の各事業を総称したものです。
(2)重点テーマ
① マテリアリティへの取組み
当社グループは、ESG課題の中で特に重要なもの(マテリアリティ)と特定された以下の4分野に経営資源を集中させ、企業価値を向上させるとともに、持続可能な社会の実現を目指します。
当社グループのマテリアリティ
- 「パッケージプロバイダー」としての新たな価値創出
- 地球環境との共生
- 人を中心におく経営
- 持続的成長に向けた経営基盤の強化
② グループ経営の進化/深化
事業環境の変化に対応するため、グループでの連携強化として「一貫体制の進化/深化」と「グローバル経営の進化/深化」を最優先課題と位置づけています。多様で高度なニーズに対し、グループ横断的に強みを活かすことでシナジーを最大限に発揮できる体制を構築します。
▽ 詳細につきましては、ホームページの「Vision120」をご参照ください。
