ニュースリリース / 2021年

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  • 2021年11月30日

    サン・トックス(株)におけるバイオマスPPフィルムの展開について

    レンゴーグループのサン・トックス株式会社は、2021年10月に国際持続性カーボン認証=ISCC認証(International Sustainability & Carbon Certification)を全工場(関東工場・徳山工場)で取得しました。認証方式はマスバランス方式で、今後は同認証のバイオマス原料を割り当てたバイオマスPP(ポリプロピレン)フィルムを展開してまいります。この認証により、サプライチェーンとしてマスバランスのトレーサビリティが担保され、持続可能宣言書(Sustainability Declaration)の発行が可能となります。同社では数年前よりバイオマスPE(ポリエチレン)を使用した環境配慮型フィルムを販売しておりますが、今回マスバランス方式によるバイオマスPPフィルムを展開することで、さらなる環境配慮型製品の供給強化を実現することになりました。
    レンゴーグループ全体で、環境配慮型製品群を拡大し、SDGsの実現による社会への貢献を果たしてまいります。

    ISCC認証とマスバランス方式について

    国際持続性カーボン認証で、EUの再生可能エネルギーのガイドラインに準拠した国際認証です。マスバランス方式とは、原料から製品への加工(同社では製膜)工程において、バイオマス由来原料が石油由来原料と混合される場合に、バイオマス由来の投入量に応じて、製品の一部にバイオマス由来の割り当てを行う手法です。なお、バイオマスとは植物や動物などに由来する再生可能な資源であり、持続的に使用することができます。



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