ニュースリリース / 2013年 ホーム > ニュースリリース 2013年 すべて 製品・技術 環境・社会 経営 IR お知らせ 2013年4月12日 『デルタフルート』段ボール、誕生! “Less is more.” 段ボールの新たな未来を拓くイノベーション レンゴー株式会社(本社:大阪市北区 社長:大坪 清)は、段ボールの新たな規格となる『デルタフルート』段ボールを開発し、この度、販売を開始することになりましたのでお知らせいたします。 段ボールもアーキテクチュア(建築)のひとつであり、古代ローマ(クレオパトラの時代)より大切にされてきた建築設計の概念「用・強・美」(用:機能、強:構造、美:美しさ)が、三位一体となって、軽薄炭少®※1をさらに進化させたアーキテクトを完成させました。 “Less is more.”少資源で大きな価値を生む段ボールの新たなイノベーション、それが『デルタフルート』です。 『デルタフルート』は、缶飲料の包装などに使用されるBフルート※2(厚さ約3mm)と、贈答箱などに用いられるEフルート(厚さ約1.5mm)の中間の厚みを有する段ボールで、これまでにないレンゴーオリジナルの全く新しい規格です。地球環境への負荷をより低減するため、段ボールの軽量化、高機能化の一環として、今後ユーザーへの転換を呼びかけてまいります。 わが国で初めて段ボールを世に送り出した当社は、100年以上にわたり段ボールのイノベーションをリードしてまいりました。“Less is more.”『デルタフルート』はその象徴であり、あらゆる産業の全ての包装ニーズに積極的に働きかける、提案型の企業グループ「ゼネラル・パッケージング・インダストリー」=GPIレンゴーとして、これからも段ボールの新たな未来を拓いてまいります。 『デルタフルート段ボール』の概要 厚さ 約2mm 段山数 60±2/30cm 特徴 1. Bフルートより輸送・保管の効率が高まり、包装のさらなる効率化、 合理化を実現します。 2. 段ボールのさらなる軽量化を通じて、CO2排出量を減らし環境負荷を低減します。 3. Bフルートに比べ平面圧縮強度が高く、より美しくシャープな印刷が可能です。 4. Eフルートより高強度のため、中間箱の機能を兼ねた外装段ボールとして 使用することも可能です。 生産開始 2013年春から当社全国段ボール工場にて順次生産開始予定。 Bフルートよりエコロジー、Eフルートよりストロングなデルタフルート ※1 軽薄炭少® 軽くても強く、薄くても丈夫、CO2排出量も少ないパッケージづくりをめざす、レンゴーグループの環境への取組みのキーワードです。 Aフルート(厚さ約5mm)段ボールからCフルート(厚さ約4㎜)段ボールへの転換、軽量LCC原紙の開発など、段ボールの軽量化の推進や、昼間の使用電力を全て太陽光発電で賄う福島矢吹工場の建設など、製品と生産プロセスの両面で地球環境への負荷低減を見据えた省資源・省エネの取組みを推進しています。 ※2 フルート 段ボールの中しんの波形のこと。つづりは英語でfluteと、楽器のフルートと全く同じです。 >>「デルタフルート」新聞広告 >>デルタフルート段ボール さらに詳しく ニュースリリースに関するお問合せ先 広報部広報課 後藤、笠原 TEL:03-6716-7333 >>この記事のダウンロード PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。 ニュースリリース 2025年 2024年 2023年 2022年 2021年 2020年 2019年以前 2020年以降 2019年 2018年 2017年 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 2009年 2008年 2007年 2006年 2005年 2004年 2003年 2002年 2001年 2000年 1999年