WHO WE ARE

レンゴーは、「ゼネラル・パッケージング・インダストリー」=GPIレンゴーとして、
パッケージングの総合力を高めてきました。
人々の物流と暮らしの豊かさを支えながら、持続可能な社会の実現に向け、
たゆみない努力を続けています。

ゼネラル・パッケージング・インダストリーとは

パッケージプロバイダー

「ゼネラル・パッケージング・インダストリー」=GPIレンゴーのつくり出す
多彩なパッケージング・ソリューションの全てが、物流と暮らしの豊かさを支え、
そのイノベーションは社会的課題の解決へとつながっています。
自ら未来をデザインし、新たな市場を創出するクリエイティブな「パッケージプロバイダー」として、
あらゆる産業の全ての包装ニーズに対し、総合的なソリューションでお応えします。

パッケージプロバイダーとは

セグメント別売上高構成比
(2025年3月期)

製紙・段ボール・紙器事業51.8%、軟包装事業18.3%、重包装事業4.5%、海外事業21.5%、その他事業3.9%

数字でみるレンゴー

  • 売上高

    連結993,251百万円
    (2025年3月期)

  • 従業員数

    25,011
    (2025年3月31日現在)

  • 創業年

    1909

  • 段ボール国内シェア

    No.1

  • 国内グループ企業

    工場

  • 海外グループ企業

    工場拠点

レンゴーグループの強み

  • 6つのコア事業による総合力

    幅広い包装ニーズに総合力で応えるため、製紙、段ボール、紙器、軟包装、重包装、海外の6つのコア事業から成るヘキサゴン経営を推進しています。新たな市場を創出するクリエイティブな「パッケージプロバイダー」として、全てのコア事業が連携し、総合力を高め合っています。

  • トータルソリューション

    お客さまの新商品の企画段階からその商品の販売促進効果とトータルコストを考え、商品を直接包むフィルム包装の軟包装から紙器、段ボール箱、パレット、包装システムに至るまで一括してご提案しています。パッケージングの全てを、品質、コスト、環境の3つの最適なバランスを考えながら、総合的にご提案します。

  • 社会的課題の解決力

    リサイクルの優等生である段ボールをはじめとする製品の提供を通じ、持続可能な社会の実現に向け、たゆみない努力を続けています。時代の一歩先を行く、人にも環境にも優しいパッケージづくりは、新たな付加価値の創造につながっています。

  • グループネットワーク

    日本全国をくまなくカバーする国内ネットワークと、 中国、東南アジアをはじめとする海外ネットワークにより、 国内外をシームレスな体制でサポートし、それぞれの領域でお客さまのニーズにきめ細かく対応しています

中期ビジョン 「Vision120」

レンゴーは、創業120周年目となる2030年3月期までの5カ年を基盤固めの期間ととらえ、より強固な価値創出基盤の確立を目指す中期ビジョン「Vision120」を策定しています。
このビジョンは、人本主義(人を中心におく経営)をグループ経営の根幹に据え、環境経営で常に業界をリードしながら、あらゆる包装ニーズに対して総合的なソリューションを提供し、世界の物流と人々の暮らしを支え、明るい未来を創ることを基本理念としています。

中期ビジョン 「Vision120」

関連コンテンツ

レンゴーは公式YouTubeチャンネルを開設しています。
事業や製品の紹介はもちろん、段ボールの新しい活用方法やサステナビリティへの取組みなど、映像ならではのわかりやすいコンテンツを発信しています。ぜひご覧ください。

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パッケージプロバイダーとしての使命を果たす

レンゴー株式会社代表取締役会長兼CEO 大坪 清が、雑誌「経済界」に連載いたしました巻頭コラム『視点』(2019年3月号 第32回)を再録したものです。

新年を迎え希望を胸に抱負も新たにされていることと思う。今年は平成から新たな時代に変わる節目の年であると同時に、G20首脳会議、ラグビーワールドカップと世界的なイベントが相次ぎ、わが国が国際的にも注目され、その真価が問われる極めて重要な年でもある。その成否は来年の東京オリンピック・パラリンピック、さらにその先の大阪・関西万博、そして、2030年のSDGsの達成にも影響する。
当社グループは、パッケージングの総合メーカーとして、あらゆる産業の全ての包装ニーズに応えること、すなわち、ゼネラル・パッケージング・インダストリー(GPI)を標榜し事業を行っているが、ユーザーサイドから見ると、サプライヤーと呼ばれることが多い。最近、欧米の経営者と話しをしていて興味深いことを聞いた。このサプライヤーという言葉の意味は、単に足りないものを供給するといったニュアンスだという。一方、プロバイダーという言葉には、必要な物を予測して提供するという意味が含まれているそうだ。
プロバイダーは、ICTの世界では日常的に使われているが、主には、インターネットの接続サービスを提供する業者を思い浮かべる方も多いと思う。
当社は、“Less is more.”をキーワードに掲げ、より少ない資源で大きな価値を生むパッケージ開発を推進している。喫緊の社会的課題として人手不足が深刻になる中、ワンアクションで開封でき、すぐに陳列可能な段ボール箱や、簡単に売場がつくれる紙製什器、中身の大きさに応じて高さの異なる段ボール箱を自動で組み立てることができる包装システムなど、店舗販売と通販の両面で流通現場の作業効率化に貢献する製品により、これまでにない需要を開拓してきたと自負している。
また、さらに大きな社会的課題である少子高齢化やSDGsを見据え、イノベーションを生み出す創造性の源である働く者一人ひとりの価値を尊重し、人財という考え方のもと、多様な人材がその能力を最大限発揮できる環境づくりにも積極的に取り組んできた。その時々の社会における課題を見極め、企業として自ら何をなすべきかを考え、パッケージづくりをはじめとして、事業活動の全てにおいて、真摯に取り組んできたつもりだ。
これらは、図らずも、当社グループがすでにサプライヤーという範疇にとどまらず、プロバイダーとして事業活動を行っている証左ともいえるだろう。
今年4月に創業110周年を迎える。当社グループにとっても大きな節目の年だ。これからも、単に製品をつくり供給するだけのサプライヤーではなく、自ら新たな需要、新たな市場を創出するクリエイティブなパッケージプロバイダーとしての使命を果たしていくつもりだ。
世界一のゼネラル・パッケージング・インダストリーへの挑戦に終りはない。物流と暮らしを支え、より良い社会、持続可能な社会の実現のために、今年もたゆみない努力を続けていくことを心に誓っている。