荒川河川敷でごみ拾い研修を行いました
環境2025.12.12
海洋プラスチック問題の解決をミッションの一つとして掲げる化学品・セルロース商品開発本部開発推進部の若手社員の発案で、2025年11月6日にごみ拾いを通じた研修を実施しました。社員に「今日より明日をよくしよう」という意識を持ってもらうための研修の一環でもあります。
研修では、川の汚染が海の汚染に直結することを「ごみ拾い」という取組みで体感しながら、日々の業務との結びつきを感じ、生産性向上へと連動させていくことを目的にしています。
まず、環境意識向上と活動意義を深く理解するために、研修支援団体の講義を受け、世界的に深刻化しているごみ問題、そして生物多様性が脅かされている現状について学びました。
その後、河川敷でのごみ拾いに臨みましたが、活動にはけがの危険が伴うため、開始前に危険予知のレクチャーを受け、さまざまなシチュエーションを想定して意見を出し合い、安全に配慮しながら取り組みました。


24名が1時間で、燃やすごみ、びん、缶、粗大ごみなど約120kgを回収しました。
参加者からは「個々のポイ捨ては少量でも、集約して川岸の特定場所に漂着すると多量のごみとなる事実を確認できた」「継続の大切さを実感した」といった感想がありました。
また、本研修では、さまざまな部署から社員が参加し、同じ目標を共有しながら活動したことで連帯感が生まれました。さらに年齢や部署を超えて交流を深める機会にもなりました。