レンゴーブルーアクションチームによる海ごみにならない水産資材の開発をしています

環境

2025.10.20

ブルーオーシャン・イニシアチブ(BOI)の活動への参画を機に「レンゴーブルーアクションチーム」結成し、3つのチームで海ごみにならない水産資材の開発に挑戦しています。

○セルロース推進チーム

生分解性のある球状セルロース粒子(ビスコパール)を、水質浄化材として陸上養殖に活用。ビスコパールに微生物を担持させることで水槽の水換えの頻度を減らし、漁獲量の減少、漁師の減少で注目される陸上養殖市場に貢献します。

○魚箱開発チーム

発泡スチロールに代わる、耐水・保冷機能を持った段ボール魚箱を開発。国内での実証実験中で、海外での発泡スチロール規制に対応し、輸出用の段ボール製魚箱の実用化も進めています。

○漁具開発・藻場再生チーム

木材由来の天然素材であるセロファンを使用した、海ごみにならない海藻養殖用の種糸を開発中。磯焼けによる藻場喪失と、海藻が減少している問題に対応し、全国の海で海藻養殖実験に参加しています。

これらの取組みは、2025413日(日)~1013日(月)まで開催された2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のパビリオン「BLUE OCEAN DOME (ZERI JAPAN)」でも紹介しました。海が直面しているさまざまな海洋課題を多くの人に知っていただくとともに、海と水産業の課題に挑むレンゴーの取組みについても発信する機会となりました。

BLUE Challenge 2025に登壇
BLUE Challenge 2025に登壇
5月19~25日に開催したレンゴーウィーク
5月19~25日に開催したレンゴーウィーク

豊かな海を次世代につなげるために、取組みが一気に結実するものではないですが、BOIを通じて多くの企業とも連携し、継続的な改善を重ねながら、成果につなげていきます。

レンゴーブルーアクション はじまる

レンゴー、海と水産業の課題に挑む ~RENGO BLUE ACTION Report Vol.01~

海を渡る!? 魚箱開発プロジェクト ~RENGO BLUE ACTION Report Vol.02~

レンゴー海の森づくりプロジェクト セロファン糸開発 ~RENGO BLUE ACTION Report Vol.03~