「越前和紙の里 紙の文化博物館」特別企画展に出展

地域とのかかわり

2025.08.01

福井県越前市の「越前和紙の里 紙の文化博物館」で「越前和紙の地からつながる 環境素材展 -もうひとつの紙々-」と題した特別企画展を開催しています。この展示会では、武生工場の歴史と、セルロース製品に焦点を当てた展示を行っています。(202572日(水)~915日(月))

当展示会を通じて、自然豊かな紙のまち越前で、セルロース製品の製造に取り組んできた当社の姿勢、セルロース製品の可能性について多く方に知っていただける機会にしたいと考え、武生工場が企画し、SP営業本部とともに展示会場をつくりあげました。

ポスター
セルロース製品概要

武生工場で製造しているセルロース製品は原料が木材で、生分解性という特長があります。同工場では、「透明な紙」と呼ばれるセルロースフィルム(セロファン)を製造しています。また香り見本や化粧品に使用される球状セルロースビーズ(ビスコパール)は、武生工場と金津工場で製造しており、さまざまな粒度を製造できる世界唯一の技術をもっています。ビスコパールは海に流出する可能性のあるプラスチックビーズを代替することで、海洋マイクロプラスチックごみ低減に貢献する素材で、海洋環境の保全につながる製品として期待されています。

展示の様子

レンゴーは、セルロース製品の新たな分野への開拓や開発も積極的に進めています。