ニュースリリース / 2009年

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  • 2009/12/2

    ベトナムでの段ボールメーカー買収について

    当社が30%を出資するタイコンテナーズ・グループ社(TCG)(タイ)は、11月30日、ベトナムの段ボールメーカーであるニューアジア・インダストリー社を買収する契約を、現在のオーナーであるトップライフ香港社と締結いたしました。

    買収総額は、負債の引き受けも含めて約2300万米ドル(約20億円)で、これによりレンゴー・TCGグループは、ベトナムにおいて本年度に稼働を開始した段ボール原紙を生産するビナクラフトペーパー社(年産22万t)に加え、製紙から段ボールまでの一貫生産体制を整えることとなります。

    ニューアジア・インダストリー社はホーチミン市に所在し、工場にはコルゲータから製函ラインまでの一貫生産設備を有しており、月間約700万m2の生産能力を持っています。
    今後、ホーチミン周辺のユーザーへはもとより、既にレンゴーが展開している、中国、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシアの段ボール工場および中国・中山の製紙工場とのシナジー効果により、中国および東南アジアを中心とした供給体制が更に強固なものとなります。

    ベトナムの段ボール市場は、現在年間90万トン(約14億m2)の規模ですが、今後3年の需要の伸びは年率8~10%と高い成長が見込まれています。

    なお、この契約に続きTCGではデューディリジェンスを実施し、最終的な買収は2ヶ月以内の完了を見込んでいます。


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