ニュースリリース / 2018年

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  • 2018年11月27日

    今年もレンゴーの段ボール箱が南極観測隊をサポートします
    〜第60次南極地域観測隊が南極に向け出発〜

    南極域における天文、気象、地質、生物学の観測を目的に毎年派遣され、今年で第60回目の節目を迎える南極地域観測隊(以下、南極観測隊)。
    当社は、1956年の第1次隊から毎回継続して、南極観測隊の物資輸送用段ボール箱の提供を通じて、観測隊の調査・研究活動を支援しています。
    温暖化をはじめ、地球環境の変化が気象をはじめさまざまな影響を与えつつある現在、オゾンホールの発見やCO2のモニタリングによる温室効果ガスの分析など、南極観測隊は地球環境に関わる数多くの重要な研究・観測を行っています。また、氷床コアの解析による過去数十万年にわたる気候変動メカニズムや、隕石の採集を通じた太陽系46億年の歴史の解明など、その役割は極めて多岐にわたります。
    今年の第60次隊は、1年以上滞在する越冬隊31名と約4カ月の任務を行う夏隊40名、そのほか、教員や外国人研究者29名が同行し計100名で構成され、これまでの観測隊の中では最大の規模となっています。11月10日、南極観測船「しらせ」が一足先に南極に向けて東京港晴海埠頭を出港し、11月25日、観測隊員が成田空港から空路豪州フリーマントルへと向かい同地にて「しらせ」と合流、昭和基地を目指します。
    当社の段ボール箱は、食糧をはじめ調査研究備品や身の回り品など、膨大な物資の輸送が必要な南極観測には欠かせない包装材として、そのロジスティクスを力強く支えています。軽くて丈夫、輸送効率に優れ、そのまま保管もできる段ボール箱は、南極での貴重な収集物の保護輸送にも用いられ、また、使用済みの段ボール箱は小さく折りたたんで回収できるため、日本に持ち帰りリサイクルされています。
    当社はこれからも、段ボール箱の提供を通じて、引き続き南極観測隊の活動を力強く支え続けてまいります。

    第60次南極観測隊の使用する段ボール箱


    L560mm×W390mm×H290mm(ABフルート)
    L360mm×W270mm×H270mm(Aフルート)   
    第60次南極観測隊の使用する段ボール箱

    2018年9月10日 段ボール箱を極地研究所にお届け



    段ボール箱が極地研究所に到着

    段ボール箱が極地研究所に到着


    2018年11月8日 第60次南極地域観測隊員と「しらせ」乗組員の壮行会



    第60次南極地域観測隊員と「しらせ」乗組員の壮行会

    第60次南極地域観測隊員と「しらせ」乗組員の壮行会


    2018年11月10日 南極に向け南極観測船「しらせ」が東京港を出発



    南極に向け南極観測船「しらせ」が出発

    南極に向け南極観測船「しらせ」が出発



    2018年11月25日 南極観測隊員が成田空港から出発



    南極観測隊員が成田空港から出発

    南極観測隊員が成田空港から出発