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セルロース(ビスコース)関連製品

ビスコパール®

○銅セルガイア・ファイバー(青色)
ビスコパールは木材パルプを原料とする多孔性の球状セルロース粒子です。多孔質構造なので吸液性が高く、香料や防カビ剤など様々な薬剤の担体としてご使用いただけます。

ビスコパールの特徴

ビスコパールには「ビスコパールA」、「ビスコパールP」、「ビスコパールミニ」の3タイプがあり、それぞれが異なった特性を持っています。

ビスコパールA
セルロース100%の多孔質粒子で空隙率が高く軽量です。細孔は50~100μmの独立孔で、この細孔に芳香剤・抗菌剤など様々な機能性物質を担持することができます。
セルロース由来なので化学的安定性が高く、担持した薬剤の成分が変質しにくいという特徴を持ちます。またレンゴー独自の放出制御技術(包埋技術)と組み合わせることで薬剤の揮発性をコントロールすることが可能です。
  • ・外観 ・外観
  • ・電子顕微鏡写真 ・電子顕微鏡写真
○包埋(ほうまい)技術
機能性薬剤を特殊な樹脂と混合しビスコパールAに担持させることで、薬剤を安定化させ揮発性をコントロールします。通常の含浸加工と比較してより長期間の徐放が可能です。
包埋技術イメージ
包埋技術イメージ

ビスコパールP
木材パルプ繊維を主原料として機械的に造粒した粒子です。粒子内部は連通孔構造で細孔径は約10μmです。液体の担体としての使用はもちろん、活性炭などの微粉末を複合化した粒子にすることもできます。
  • ・外観 ・外観
  • ・電子顕微鏡写真 ・電子顕微鏡写真
○複合化技術
・活性炭複合化ビスコパールP
・活性炭複合化ビスコパールP
ビスコパールPの製造過程で微粉末を混ぜ込み造粒することで、複合化粒子の製造が可能です。微細な粒子をビスコパールPと複合化することで、紛体としての機能を損なわず、取り扱いを容易にすることができます。


○ビスコパールミニ
ビスコパールAの小径タイプで粒子径は約300μmと700μmの微粒子です。添加剤、スクラブ剤としての利用が可能です。
  • ・外観 ・外観
  • ・電子顕微鏡写真 ・電子顕微鏡写真

○ビスコパールの物性表
ビスコパールの代表的な物性値
  粒子径 カサ比重 吸水量※1 吸油性※2 空隙率
ビスコパールA 2mm、4mm 0.1g/ml 3.5g 1.0g 93%
ビスコパールP 4mm、6mm、8mm 0.3g/ml 3.5g 2.5g 80%
ビスコパールミニ 300μm、700μm 0.2g/ml 3.5g 1.0g 87%
※1 ビスコパール10 ml が吸収する水分量。 ※2 ビスコパール10 ml が吸収する油分量。
ビスコパールの細孔径分布(水銀圧入法)
ビスコパールの細孔径分布(水銀圧入法)

生分解性

ビスコパールはセルロース由来の粒子なので生分解性を有し、土中や水中において微生物の働きによって水と二酸化炭素まで分解されます。

ビスコパールの主な用途

香り見本

・香り見本
・香り見本
包埋技術によりビスコパールに香料を担持させた香り見本です。主成分であるセルロースは化学的な安定性が高く香料の成分を変質させないため、長期間の徐放に適しています。香調に合わせて、ビスコパールに様々な色を付けることが可能です。

抗菌・防カビ剤

抗菌・防カビ剤
・抗菌/防カビ剤
ワサビの辛味成分であるアリルカラシ油(AITC)をビスコパールに担持させた抗菌・防カビ剤です。有効成分が空間に徐放され長期間にわたってカビの発生を防ぎます。

有害ガス吸着剤

ホルムアルデヒド吸着ビーズ
・ホルムアルデヒド吸着ビーズ
ホルムアルデヒドなどの有害ガスを吸着する薬剤をビスコパールに担持させた有害ガス吸着ビーズです。

その他、消臭剤・芳香剤・吸着剤・抗菌剤・防カビ剤・防虫剤の担体。人工培土、生ゴミ処理基材、樹脂添加剤、塗料添加剤、スクラブ剤など様々な用途でご使用いただけます。