環境目標

多様化する環境問題に対する企業の取組みの重要性がますます高まっていることを背景に、2021年4月に「レンゴーグループ環境憲章」を改定し、併せて環境に関する目標として、2050 年を見据えた長期目標「レンゴーグループ環境アクション2050」および2030年度までの中期目標「エコチャレンジ2030」を策定しました。
グループ一体となって目標の達成に向けて取り組み、持続可能な社会の実現に向けて貢献します。

レンゴーグループ環境アクション2050

2021年4月、持続可能な社会の実現に向けて、2050年を見据えた長期目標「レンゴーグループ環境アクション2050」を策定しました。

「レンゴーグループ環境アクション2050」
2050年までに温室効果ガスの排出量を
実質ゼロとすることに挑戦する。

エコチャレンジ2030

2021年度から取組みを開始し2030年度を達成年度とする「エコチャレンジ2030」では、脱炭素社会の形成、エネルギー効率の向上、循環型社会の形成、環境問題や社会課題を解決する製品の創出、水リスクの管理、バリューチェーンマネジメント(下流)の6つを重要課題として特定し、それぞれの課題に対して具体的な目標を設定しています。
持続可能な社会の実現に向けて、全ての目標を達成できるよう取り組んでいきます。

重要課題 目標 指標 範囲
脱炭素社会の形成 温室効果ガス
排出量の削減
化石エネルギー
起源CO₂排出量
(2013年度比)
46%
削減
国内連結会社の
「省エネ法」
対象企業 ※1
エネルギー
効率の向上
エネルギーの
効率的利用
エネルギー原単位
(5年平均)
1%/年
削減
国内連結会社の
「省エネ法」
対象企業 ※1
循環型社会の形成 資源の有効利用 板紙の古紙利用率 98%
以上
国内連結会社の
板紙製造拠点 ※2
廃棄物の削減 廃棄物の有効利用率 99%
以上
国内連結会社の
製造拠点 ※3
環境問題や
社会課題を解決する
製品の創出
生分解性のある
セルロース
関連製品の
開発・普及
ビスコパール
(セルロース粒子)の
生産量
200t/年
以上
当社単体
サプライヤーとの
協働による
サステナブル
パッケージの
開発と普及拡大

サステナブルパッケージの
抽出・選定

(2023年度まで)
当社単体
パッケージの
軽量化
段ボールの平均坪量
(1m²あたりの重量)
0.5%/年
削減
国内連結会社の
段ボールシート
製造拠点 ※4
水リスクの管理 水リスク評価と
リスクの低減

水リスクに関する
方針の検討

(2023年度まで)
国内および
海外連結会社の
製造拠点 ※5
バリューチェーン
マネジメント
(下流)
製品輸送の
物流効率向上
段ボール輸送の
CO₂排出原単位
(2013年度比)
13%
削減
当社単体

※ 範囲は指標の対象となる組織を示しています。
※1 グループ17社 ※2 グループ3社 ※3 グループ40社 ※4 グループ19社 ※5 グループ47社(国内39社、海外8社)