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2008/10/29

ごみ減装(へらそう)実験で生活者の意識が変わりました

減装(へらそう) 商品推奨マーク

神戸大学の学生が中心となって、無理なくゴミを減らせる社会つくりを目指す特定非営利活動法人ごみじゃぱん(神戸市灘区 代表理事:神戸大学大学院経済学研究科教授石川雅紀)が実施した「ごみ減装実験2008」(2008年5月15日~8月15日 神戸市東灘区)の結果報告会がこのたび神戸大学で催されました。

この実験は、ごみの発生抑制を目的に、容器包装を簡易化した商品を学生たちの目で「減装商品」として推奨し、POPやポスター等により呼びかけることで、生活者に簡易包装を意識させる生活実験ですが、今回の実験によって、明確で効果的な情報提供を行えば、生活者は簡易包装商品を選択することが実証されました。
(詳細は‘ごみじゃぱん’公式サイトへ)

生活者が普段の買い物という身近な行動を少し変えることが、ごみの減量と環境配慮意識を大きく変えることへとつながります。レンゴーはパッケージメーカーでは唯一の実験参加企業として、実験への経済的支援のみならず、段ボール製の減装商品の陳列棚や啓蒙イベント用パッケージの提供を通じて、当実験を全面的にサポートしました。容器包装の簡易化に向けては、輸送包装の段階から流通小売店での取扱なども含めて、さまざまな課題がありますが、今後とも当実験の目指す環境を考えて、より簡易な包装の商品を選ぶという買い物スタイルの定着により、我が国のごみの発生抑制につながるような社会の構築が望まれます。


実験結果要旨

1 実験期間の3ヶ月に店頭で売れた「減装商品」は約17万個。
包装を減らした商品が売れたことで、包装ごみ1.18t、CO2 2.03tを削減。
2 容器包装を減らした商品を選ぶ購買スタイル「減装ショッピング」で、500円の買い物をするとCO2 188gが削減できます。これは体積にすると牛乳パック103本分にあたります
3 生活者の買い物意識に呼びかける運動を行った「減装商品」は、キャンペーン効果で、食品8.52%、
生活雑貨14.4%売上個数が増加
(2007-2008年共通販売商品について価格の影響などを取り除いた効果)
4 どっち買う?特別実験の比較販売では、「減装商品」64.5%>「通常商品」35.5%の購買結果
5 全国で、今回の実験対象カテゴリの商品全てが「減装商品」になると、日本のごみ201万t/年、CO2 225万t/年が削減。日本の生活系ごみ5.5%を減少できます。
6 過半数の住民が「減装ショッピング」を認知。5人に1人が「減装商品」の購入経験あり。

イベント段ボール積み上げ
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  大陳列棚
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学生の宣言   
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