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  • 2023年1月13日

    レンゴーの段ボールが南極観測隊をサポートしています

    レンゴー株式会社は、今期も第64次南極地域観測隊へ物資輸送用段ボールを提供し、同観測隊の調査・研究活動をサポートしています。
    昨年11月11日、隊員を乗せた南極観測船「しらせ」が、東京国際クルーズターミナルから出港し、同12月24日に南極・昭和基地沖に到着しました。当社が提供した段ボールは、食糧、調査研究備品、身の回り品など、膨大な物資の輸送が必要な南極観測には欠かせない包装資材として、現地で活躍しています。
    軽くて丈夫で輸送効率に優れ、保管もできる段ボールは、南極での貴重な収集物の保護輸送にも用いられ、さらに、使用済みの段ボールは小さく折り畳んで回収できるため、日本に持ち帰りリサイクルされます。
    当社はこれからも、段ボールの提供を通じて、南極観測隊の活動を力強く支え続けてまいります。

    南極観測隊について


    南極地域での気象や大気、雪氷、地質、宇宙物理、生物、海洋などの観測を行うために日本が南極に派遣する調査隊です。純学術的な国際協力事業の一環として1955年の閣議決定に基づき、1956年に第1次南極地域観測隊の派遣が決定されました。
    昨年2022年に派遣された第64次隊は、1年以上滞在する越冬隊28名と約4カ月の任務を行う夏隊48名、教員や外国人研究者なども同行し、計95名で構成されています。さまざまな機器を用いた海中温度の測定や、氷床コアの解析など幅広い観測活動を行います。それにより、南極にとどまらず地球全体の過去数十万年にわたる気候変動メカニズムの解明が期待されています。

    当社が提供した段ボール

    当社が提供した段ボール

    段ボールを国立極地研究所にお届け

    段ボールを国立極地研究所にお届け
    (写真提供:国立極地研究所)

    南極観測船「しらせ」が出港

    南極観測船「しらせ」が出港
    (写真提供:国立極地研究所)

    「しらせ」が昭和基地沖に到着

    「しらせ」が昭和基地沖に到着
    (写真提供:国立極地研究所)