ニュースリリース / 2007年

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  • 2007/1/10

    尼崎工場外壁に光触媒塗装を採用しました
    -窒素酸化物(NOx)などの有害物質を分解します-

    当社尼崎工場では、事務所棟のリニューアルに際して、光触媒による窒素酸化物(NOx)の分解効果の高い外壁塗装とするなど、地球環境に優しい仕様を採用しています。
    尼崎工場は、当社グループ製紙部門の西の拠点工場で、昭和23年摂津板紙(株)尼崎工場として開設以来59年の歴史を有しますが、事務所棟は開設当時のままで老朽化が進んでいました。そこで、設備更新により事務部門の効率化を図るべく、昨年夏よりリニューアル工事を行い、同12月に完工いたしました。
    この度のリニューアルに際しては、外壁塗装に酸化チタンという光触媒の酸化還元反応を利用した窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)の分解効果を持つ特殊塗料を全面的に採用いたしました。
    外壁に塗られた塗料中の酸化チタンに紫外線が当たることで、工場の排煙や車の排気ガスなどに含まれる窒素酸化物(NOx)などの有害物質に対して強力な分解力を持つ活性酸素が発生し、外壁表面に付着した有機物やカビ、細菌を分解します。その空気浄化能力は、1,000㎡当たりポプラの木16本分に相当すると言われています。
    今回施工対象となった外壁面積は、昨年6月に先行実施した隣接の7号マシン建屋壁面と合わせて合計2,126㎡で、これによる削減効果はポプラの木に換算すると約34本分に相当します。
    今回リニューアルでは、他にも段ボール製の空調ダクトである「コルエアダクト」を採用するなど、快適なオフィス環境を実現するだけでなく、地球環境保護にも配慮しています。
    レンゴーでは、「人にも環境にも優しく」を念頭に、これからもさまざまな取組みを行ってまいります。

    尼崎工場事務所棟および7号マシン建屋外壁

    尼崎工場事務所棟   7号マシン建屋外壁