ABOUT US「レンゴーの事業」
について

「ゼネラル・パッケージング・インダストリー」=GPIレンゴーとして、
あらゆる産業の全ての包装ニーズをイノベーションしている当社。
段ボールから製紙、紙器、軟包装、さらには海外まで、さまざまな場面で物流と暮らしを支えています。
ここでは、そんな私たちの事業の特徴をご紹介します。

「ゼネラル・パッケージング・インダストリー」=GPIレンゴーの文字通り、私たちが目指すのは「あらゆる産業の全ての包装ニーズを満たす」こと。そのため、ただパッケージをつくるのではなく、「パッケージによる課題解決」を大切にしています。そのコア事業は「段ボール」「紙器」「軟包装」「製紙」「重包装」「海外」の6つに分かれています。

段ボール事業

パイオニアだからできる、
革新がある。

当社が展開する6つのコア事業の中でも、段ボール事業は売上高(当社単体)の約50%を占めるメインビジネス。1909年、創業者・井上貞治郎が日本で初めて段ボールの事業化に着手して以来、当社の基幹となり続けてきました。その存在はまさに、当社のアイデンティティーそのものと言えます。

この事業の特徴

流通現場の効率化を実現する「リテールメイトシリーズ」をはじめ、一般的な段ボールから、耐水・鮮度保持・防錆などの機能をプラスした機能性段ボール、カラフルな印刷で販売効果を高める美粧段ボールまで、業界のパイオニアとして常にイノベーションをリードしています。

ここが強み!

ゆるぎない品質とイノベーション力が、段ボール事業の強み。流通現場の効率化を実現する「リテールメイトシリーズ」や、通販市場の課題解決に焦点を当てて開発した「通販パッケージサポートシステム」、圧倒的な美粧印刷により販売促進にも貢献する付加価値パッケージ「デジパケ」など、業界をリードする新商品を開発し続けています。

紙器事業

パッケージであり、
商品の顔でもある。

紙器事業が手がけるのは、鮮やかで美しい印刷を用いた、消費者が直接手に取るパッケージ。「美粧印刷段ボール」と言われる高度な印刷を施した段ボールをはじめ、お菓子の箱に代表されるような「紙器」や、ビールの6缶パックなどに使用されている「マルチパック」の3つの分野において、全国に販売・製造拠点を有しています。さらに紙製の販促ツールからスタートしたSP(セールスプロモーション)事業へと領域は広がっています。

この事業の特徴

段ボールから展開した強みを活かし、オフセットやグラビアなどの高精細な印刷を施した「美粧印刷段ボール」の製造における技術・生産設備が充実している点が紙器事業の特徴。そこから派生し、一般的なパッケージやマルチパック、さらにはSP(セールスプロモーション)と幅広い展開が可能になっています。

この事業の代表的な商品

その他の製品はこちらをご覧ください

ここが強み!

主要材料である白板紙の製造からデザイン、さらには構造設計から印刷・製造まで、全国各地にある事業所が連携し、原紙から納品までを一貫して提案・提供ができる点が強みです。このような「上流から下流まで手がけられる組織」であるため、効率的な製品開発や販売促進、マーケティングが実現できています。

軟包装事業

グループ力が生む、
業界屈指の品質。

グループ会社である朋和産業株式会社および日本マタイ株式会社それぞれにおいて、一般軟包装およびラベルのパッケージを製造・販売しています。また、同じくグループ会社であるサン・トックス株式会社ではプラスチックフィルムを、当社ではセロファンをそれぞれ製造し、グループ内で原材料から最終製品づくりまで行う一貫生産体制を構築しています。

この事業の特徴

軟包装業界国内第3位である朋和産業株式会社、ポリオレフィンフィルムの専業メーカーとして40年以上の歴史を持つサン・トックス株式会社、ポリエチレン重袋国内シェア1位の日本マタイ株式会社など、グループ各社の強みを活かした体制がこの事業の特徴。グループを横断することで、充実した製造拠点や加工設備を備えています。

この事業の代表的な商品

その他の製品はこちらをご覧ください

ここが強み!

かずかずの実績を持つ商品開発をはじめ、段ボールや紙器を含めパッケージ全般を網羅した提案力、そして全国に展開するデザイン部門など、幅広い対応力が軟包装事業の強みです。中でも朋和産業株式会社は、コンビニのおにぎりやサンドイッチ包装のトップ企業であり、豊富なノウハウと製造拠点を有しています。

製紙事業

これが、
一貫メーカーの実現力。

4つの製紙工場(八潮・利根川・金津・尼崎)を有し、さらにグループ会社3社(丸三製紙・大阪製紙・大興製紙)で展開している当社の製紙事業。主な製品である板紙(厚手の紙)は、包装・梱包資材の原紙として使われています。また、武生工場では木材を主原料とした透明なフィルムである「セロファン」も生産しており、こちらは薬袋などに使われています。

この事業の特徴

段ボール事業および紙器事業と一貫運営することで、必要とされる製品を素早く開発できる点が製紙事業の特徴です。強度や軽量性、美粧性や使いやすさなど、現場のニーズに合わせたさまざまな機能を社内で話し合い、スピーディーに開発することで、他社には真似できない開発力を実現しています。

ここが強み!

製紙事業から包装事業までの一貫メーカーであることに加えて、製品の需要地に近くかつ主原料となる古紙の集荷が容易な大都市近郊に工場を有している点が、製紙事業の強みです。製品・原料それぞれの輸送距離が短いため効率的な輸送が可能なほか、CO2排出量を抑えることができます。

重包装事業

国内シェアNo.1の、
品質と信頼性。

高機能・高品質・クリーン性を兼ね備えたフレキシブルコンテナをはじめ、化学品や園芸、精米などに欠かせないポリエチレン重袋、幅広い業界から信頼をいただいているクラフト紙袋など、数多くの製品を手がける重包装事業。農業分野から食糧品、工業原料に至るまで、あらゆるニーズに応える事業分野です。

この事業の特徴

重包装事業の中核となるのは、当社グループ会社である日本マタイ株式会社です。国内の産業向け袋包装のパイオニアである同社は、長年の技術とノウハウで多彩な重包装製品と樹脂加工製品、ラミネート製品を製造しています。また、グループの総合力を発揮するため、企業間におけるスムーズな連携体制を構築しています。

この事業の代表的な商品

その他の製品はこちらをご覧ください

ここが強み!

原料を輸送するのに欠かせないフレキシブルコンテナにおいて、当社グループは国内シェアNo.1。さらにポリエチレン重袋においても業界シェアNo.1を実現。国内およびアジア各国に製造拠点を有しています。さらなる躍進を目指し、レンゴー中央研究所との共同研究を通じ、業界に先駆けた開発を行っています。

海外事業

その品質は、
海を越えて。

当社グループでは、中国および東南アジアを中心とした各国で、段ボールや製紙、軟包装、重包装、不織布の製造・販売事業を展開しています。中でも重量物段ボールにおいては、2016年に子会社化したトライウォール社を通じアジアのみならずヨーロッパ、米国、メキシコでも事業を展開しています。

この事業の特徴

海外事業は大きく2種類に分かれ、中国やマレーシア、ハワイのように「当社が100%子会社で事業を行っている場合」と、タイやインドネシアのように「現地有力企業と合弁で事業を行っている場合」があります。また、段ボールや軟包装、重包装分野においては、当社の国内子会社が直接海外へ進出しています。

ここが強み!

国内で培ったノウハウをいかし、単に製品を供給するだけではなく、より最適なパッケージングを提案できる点が海外事業の強み。とりわけ中国では、上海の包装技術センターを拠点とし包装技術面でのきめ細かいサポートを行っています。また、重量物段ボールにおいては、トライウォールグループとの連携を通じ幅広いニーズに対応しています。