レンゴーに入社した若手社員たち。
いまキャリアの一歩目を歩み始めた彼らは、
どんな就活生だったのか。
学生の皆さんへのアドバイスを交えて、
紹介します。

中央研究所
研究企画部
工学研究科生命分子工学卒
2021年入社
S.H.

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入社前は、「どんな就活生」でしたか?

不器用な就活生だったと思います。元々、複数のタスクを同時に抱えることが苦手で、研究を進めながら就活にも取り組まなければならないことが大変でした。周囲の同期と比べてもあまり効率よく就活を進められていなかっただろうと思います。今振り返ってみれば、「一人でこなそう」とするのではなく、先輩や同期の力を借りながら就活を進められたら良かったのかなと感じます。

就活生だった頃、「企業選びに際して大切にしていた軸」は?

環境問題に対する取組みです。学生時代から、環境問題の解決に貢献できる研究開発に携わりたいと考えていました。そのため、就活でも「その企業がどのような形で環境問題の解決に取り組んでいるのか」を重視したことを覚えています。今や環境と関わりのない企業はほとんどないと思いますが、それぞれに特色のある製品や取組みがあり、他の企業との比較もしやすいため、エントリーシートや面接でもアピールしやすいと感じました。

就活中、「一番苦労したこと」を教えてください。

「何がダメだったのかが分からない」ことが一番苦労した点でした。念入りに準備をして臨み、本番もうまく受け答えできたと手ごたえを感じていた面接の後に不合格通知をもらうことが一番苦しかったです。どこを直せばよいのかが分からないので次の面接に繋げることが難しく、モチベーションを維持するのが大変でした。「能力ではなく、人柄と社風が合わないと判断されたのだろう」と割り切って切り替えることも大切だと思います。

「レンゴーを選んだ理由」を教えてください。

レンゴーの環境に対する取組みに魅力を感じたことが一番の理由です。リサイクルの優等生である段ボールを経営の大きな柱としている企業だからこそ、環境への意識が会社全体に強く根付いていると感じました。生分解性素材を用いた包装材料等、新たな製品の開発に積極的な姿勢も魅力的でした。また、インターンシップに参加した際に社員の皆さんとお話しし、ここなら楽しく働けそうと感じたことも大きな決め手の一つでした。

就活中の学生の皆さんへアドバイス

就活は勉強と違って明確な答えがないため苦労する人も多いと思います。志望度の高い企業ほど落ちてしまった時に悩んで引きずってしまいがちです。そういう時は、「きっとこの会社は相性が良くなかったのだろう」と割り切ってしまうことも大事だと思います。実際に私はレンゴーに入社してから、能力以上に相性や人柄で採用していただいたのかなと感じています。自分に合う企業に出会うためには、早くから幅広く興味を持って就活に取り組むのが大切だと思います。皆様の就活が実りあるものとなるようにお祈りしています。

関東事業部
紙器・軟包装営業部
経営学部卒
2021年入社
I.N.

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入社前は、「どんな就活生」でしたか?

不安で、とにかく何かをしていないと落ち着かない就活生でした。そのため、大学の就活セミナーに参加したりエントリーシートを見てもらったりと、大学の就活支援をフル活用していました。時間があればキャリアセンターにいた記憶があります。また、ある程度は志望業界を絞っていたので、色々な業界をしっかりと調べたりはせず、自身の興味や印象によって判断していました。振り返ると、視野を広げたり消去法に使ったりするためにも、もう少し違う業界を見ても良かったかなと感じます。

就活生だった頃、「企業選びに際して大切にしていた軸」は?

「身近なものづくりに関わること」と「長く働けること」です。「身近なものづくり」については、中でも商品作りに関わりたいと思っていました。日ごろから成果を目にしたかったので、身近な商品のメーカーを意識したことを覚えています。「長く働けること」については、取り扱う商品が安定して必要とされることや福利厚生が充実していること等を基準にしていました。また軸というほどではないですが、「あまり有名ではないけど実はすごい企業」に入社したかったので、BtoB企業を調べていました。

就活中、「一番苦労したこと」を教えてください。

自己分析です。実際にやってみると、何も浮かばず作業が進まなくて苦労しました。最後まで納得のいく自己分析ができたとは思っていません。それでも分析をする前よりは自分についての引き出しが増えたので、取り組んで良かったと思います。また、「なぜ?なぜ?」と深堀りしていく自己分析だけではなく、エントリーシートや面接質問例等に対して「どう答えようかな」と考えていることも自己分析に繋がっていたのかなと思います。どちらも大した話や結論にならなくても、確実に整理はできたと実感しています。

「レンゴーを選んだ理由」を教えてください。

包装は食品や飲料に大きく関わっているので安定して高い需要があります。実際、レンゴーは経営状態も安定しており、充実した福利厚生もあるためしっかりと長く働けそうだと判断しました。また、就活をするにつれて今まで気にも留めていなかった包装に重要な役割があることを知り、機能性や美粧性等今後の進化が面白そうだと感じました。レンゴーはそのような包装をオーダーメードで提案することができるため、お客様に合わせた商品づくりができそうだと感じた点も理由の一つです。

就活中の学生の皆さんへアドバイス

この仕事をしたい!と明確に決まっていない方は、まずはとにかく早めに行動することが大切だと思います。興味がある企業や業界を見てみたり、合同説明会に参加して少しでも気になった企業の説明を聞いたりして情報収集に励みました。また、先輩やキャリアセンターの方に相談しながら取り組むことも重要だと思います。そして、気分転換も重要。大変だと思いますが、趣味を楽しんだり友達と遊んだりしながら、就活を頑張ってください!

前橋工場
営業部
法学部卒
2021年入社
K.M.

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入社前は、「どんな就活生」でしたか?

「マイペース」な就活生でした。元々が非常にマイペースな性格なので、何社もエントリーシートを書いて面接をたくさん受けるという就活は向いていないと思っていました。実際、就活を始めたばかりの頃はエントリーシートをため込みすぎて期限を逃してしまうことも多かったです。そんな失敗を防ぐためにも、早めに夏からインターンシップや合同説明会に少しずつ参加して企業との接点を増やしていくことを心掛けていました。コツコツと就活をおこなったので、自分のペースで活動できていたと思います。

就活生だった頃、「企業選びに際して大切にしていた軸」は?

まずは「社会に必要不可欠な会社であること」です。社会の一員であるからには何か役に立つ仕事がしたいと漠然と思っていたことと、社会に必要とされる会社は経営が安定していると考えたからです。また、SDGs等社会課題解決の視点を持つ会社であれば将来的にも必要な会社であり続けると考え、そうした取組みにも注目していました。また「自分にしかできない仕事ができること」も意識していました。決められたことをするのではなく、自分の工夫や努力で成果が出る仕事、例えば営業や企画職に携わりたいと考えていました。

就活中、「一番苦労したこと」を教えてください。

自己分析です。志望理由や強みはエントリーシートや面接でよく聞かれますが、就活生の頃は自分が本当に納得する答えをなかなか見つけることができませんでした。私の場合は、机でいろいろ考えるよりも面接やインターンシップを通してさまざまな会社を知るほうが自己分析に効果的だったと思います。しかし、レンゴーに入社して研修や実務を経験するなかで、自分に対する新たな気付きもあったため、自己分析に正解はなく難しく考えすぎなくても良いのだなと改めて感じました。

「レンゴーを選んだ理由」を教えてください。

正直、就活を始める前はレンゴーという会社があることさえ知りませんでした。しかし説明会やインターンシップを通じ、誰もが知っているさまざまな商品に携わっている「実はすごい会社」であることを知りました。その後、ふと「確かに、スーパーへ行って自分の携わったものが売られていたら誇らしいだろうな」と素直に感じ、少しずつ志望度が高まっていったことを覚えています。パッケージを扱う会社はほかにもありますが、「デジパケ」等差別化を図った商品を作っていることや、個包装から段ボールまで包装に関わる過程を一貫して担える点を魅力に感じ、最終的にレンゴーへの入社を決めました。

就活中の学生の皆さんへアドバイス

就活中は面倒なことや辛いことももちろんありましたが、今振り返ると貴重な経験でした。「自分はこの業界!」と決めてしまうのではなく、広い視野を持ってさまざまな会社と出会いさまざまな可能性を探ってみることで、納得のいく就活になると思います。友人やSNSの意見に惑わされることもあるかもしれませんが、どうか自分を信じて頑張ってください。

東京工場
営業部
農学部卒
2021年入社
S.S.

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入社前は、「どんな就活生」でしたか?

大学2年生の夏ごろからインターンシップ等に複数参加していたので、比較的に早めに就活を始めた積極的な学生だったと思います。インターンシップのみならず、OB・OG訪問やセミナー、大学の先輩、友人、キャリアセンター、家族等を通してさまざまな立場の方々から情報を入手し、自分にあった企業探しを進めていました。

就活生だった頃、「企業選びに際して大切にしていた軸」は?

パッケージや鉄道、デパート等、当時意識していた企業の業界を見ると一見バラバラに感じます。ですが、自分自身としては「価格競争ではなく付加価値によって生産者を正当に評価できる企業であること」「地域に根差した企業であること」の2点を軸として就活をしていました。大まかでも良いので、企業選びに際して大切にしている「評価基準」があると、ブレることなく就活を進めることができると思います。

就活中、「一番苦労したこと」を教えてください。

自分の想いを言語化する点に一番苦労しました。志望動機やガクチカ(学生時代に力を入れたこと)等、文章化する際に伝えたいことはたくさんあるのに、文字数の制限がある中でどのようにしたら正確に伝わるのかが分からず試行錯誤の連続でした。やがて自分で推敲したり友人や家族に添削してもらったりを繰り返した結果、自分ならではの具体例を入れることで解決できたと思っています。

「レンゴーを選んだ理由」を教えてください。

「これからの社会に貢献できること」「私が企業選びに際して大切にしていた2つの軸とマッチしていたこと」「先輩社員や同期の雰囲気が良かったこと」の3点が理由です。インターンシップでの企業紹介や先輩社員との会話、同期とのグループディスカッションを通じてこれらを感じ、最終的にレンゴーを選びました。

就活中の学生の皆さんへアドバイス

一番大切だと思ったことは情報収集です。就活では、説明会やセミナー、インターンシップ等、開催情報を知らなければ参加はおろか存在すら知らずに過ごしてしまうイベントが多くあります。また、大学の友人とも情報共有することでコミュニケーションが取れ、就活特有の疲れを癒すことができ一石二鳥です。大変な時期とは思いますが、無理をせず、自分が納得できる就活となるよう応援しています。

滋賀工場
営業部
文学部卒
2021年入社
T.R.

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入社前は、「どんな就活生」でしたか?

就活時はいわゆるOB・OG訪問のような公式のものに限らず、たくさんの社会人の方々からお話を伺い、情報収集していました。理由は、就職するにあたり学生の知識と経験だけで働くことを想像し理解することには限界があったためです。新聞・書籍や会社案内での情報収集は大切ですが、実際に社会人の方にお会いしてお話を伺うことで、実態に即した最前線の情報を得られたと感じています。

就活生だった頃、「企業選びに際して大切にしていた軸」は?

さまざまな属性の方々とお会いできる環境を軸にしていました。私はこれまで多種多様な方々とお会いして、その方々の価値観を糧に自分自身が成長できたという実感があります。レンゴーはそういった意味では、取引していない業界を探すほうが困難なほどです。特に営業職は多くの方々とお会いすることができるので自分の軸にぴったりでした。

就活中、「一番苦労したこと」を教えてください。

自分の中にある感情や意思を言語化することです。面接は自分という人間を面接官に売り込まなければならないので、自分の内面を言語化してわかりやすく伝えるという点に苦労しました。対策としては、友人と模擬面接をしてアウトプットの訓練をしたり、語彙の絶対量を増やすために多くの文章に触れたりしました。これらの経験は就活以降も活かせることなので良い経験になったと思います。

「レンゴーを選んだ理由」を教えてください。

「経済の動向を身近に感じられる点」です。新聞やニュースで経済の動向を知ることはできますが、あくまで伝え聞いた情報にすぎません。パッケージングの販売に携わることで、例えば夏場はアイスクリームやエアコンに関するパッケージの注文が増加したなど、社会の動きをありのままに知ることができ、自分も経済に参加している一体感を感じられる点を面白く感じ、レンゴーへの入社を決意しました。

就活中の学生の皆さんへアドバイス

社会人の生の声をしっかり聞くことが良いと思います。「就活時に思い描いていた仕事じゃなかった」ということは、悲しいことによくある話です。就活時の認識と実際働いてみた実情の乖離を埋めるには、社会人の先輩にお話を伺うしかないと思います。「悔いのない就活を」とよく言われると思います。この言葉は「悔いが残らないようにしっかり調査して、覚悟を持つ」と解釈することが大切だと考えています。

広島工場
総務部
農学生命科学研究科卒
2021年入社
H.M.

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入社前は、「どんな就活生」でしたか?

私は「自分の直感を信じる就活生」でした。レンゴーに入りたいと思ったのも、最初は直感でした。レンゴーの存在を知ったきっかけは、修士1年の6月、就活を始めてから最初に参加したインターンシップの合同説明会でした。レンゴーの新卒採用担当の方は、自社製品に関する深い知識、営業や製造、研究開発をはじめとする各職種の仕事に対する理解やリスペクトが感じられ、他社との違いを感じました。その後、インターンシップへの参加を通じ直感の裏付けが取れ、結局私の就活はレンゴー一筋に終わりました。直感には必ず理由があると信じて、説明会やインターンシップ等のイベントを通じて、自分の目でその理由を確かめながら就活を進めました。

就活生だった頃、「企業選びに際して大切にしていた軸」は?

「その企業が関わった製品の価値を感じられること」を企業選びの軸にしていました。働くことの意義ややりがいを感じながら仕事をしようと思った際、その企業が手掛けている製品に大きな価値があればそれが叶うのではないかと考えたのです。その点、レンゴーはさまざまな商品の価値を守り届けるために必要不可欠なパッケージングの供給という使命を持っており、まさに私の軸にぴったりの企業でした。加えて、パッケージングという自社製品の価値のみならず得意先企業の商品やサービスの価値も実感しながら働くことができ、まさに理想的な環境だと感じました。

就活中、「一番苦労したこと」を教えてください。

エントリーシートの「学生時代に力を入れたこと」いわゆる「ガクチカ」を書くのに苦労しました。私は学部・修士課程を通じて、部活やサークル等の団体に参加した経験が全くありませんでした。一方、「ガクチカはサークルやアルバイト、ボランティア活動等で、リーダーシップや創造性を発揮した経験をエピソード化して書かなければならない」というイメージがあり、そのギャップを埋めるために大変悩んだことを覚えています。やがて周囲に相談する中で、自身の志望する管理部門に求められる人物像を見極めることが重要であると考え、アルバイトや学業の経験をもとにして、集団内でのコミュニケーション能力をアピールすることにしました。

「レンゴーを選んだ理由」を教えてください。

月並みな言葉ですが、最終的には「人」でレンゴーを選びました。第一印象で感じた社内の他部署・他職種へのリスペクト、インターンシップでご指導いただいた中堅社員の方々の姿勢等に魅力を感じたことはもちろん、若手社員の方々の雰囲気や仕事に対する考え方に共感した点が大きかったです。レンゴーの新卒採用の過程では、インターンシップ等のイベントを通じて社員の方々とお話しする場を逐次設けていただけたため、レンゴーで働く人=「れんじん」を知る機会がたくさんありました。

就活中の学生の皆さんへアドバイス

就活生が企業に対して自分をよく見せよう、自分の魅力をアピールしようと思ってエントリーシートや面接問答集を作っているのと同じように、企業側も就活生に対して良い企業だと思ってもらおうと情報を取捨選択して発信していると思います。その意味で、就活生側も企業を見比べて自分にとって魅力的かどうか判断していく内に、徐々に就活の軸を決めて良いのではないでしょうか。願わくばレンゴーに魅力を感じて志望企業の中に加えていただきたいとは思いますが、ご自分の志望企業との比較材料としてでもよいので、この機会にレンゴーのことを知っていただければ幸いです。

中央研究所
セルロース材料研究部
基礎工学研究科卒
2021年入社
O.Y.

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入社前は、「どんな就活生」でしたか?

周囲の友達にかなり助けられた就活生でした。例えば、就活のイベント情報や書類等の締め切りを共有したり、エントリーシートのチェックや面接の練習をしあったり、他己分析をしてもらって自分では気が付かない長所や短所を教えてもらったりしました。これにより必要な情報を取りこぼしにくくなったり、分かりやすくなる言い回し等を参考にできたりもしたので、効率的に就活が行えたと感じています。また、悩みを相談しあい、次に行うべきことを一緒に考えることができる存在がいたので、就活で落ち込むことや悩むことも比較的少なかったと思います。

就活生だった頃、「企業選びに際して大切にしていた軸」は?

環境に配慮したものづくりを行っている点と、社員の方々の人柄や会社の雰囲気です。環境に優しい製品や持続可能なものづくりを行っている企業でなければ、今後生き残っていくことができないと感じていました。また、インターンシップや説明会を通じて会社や先輩の雰囲気を直接見ることも大切にしていました。

就活中、「一番苦労したこと」を教えてください。

学業との両立が大変でした。理系の院生だったため、例えばインターンシップ参加後に研究室へ戻って実験を進めたり、学会と被ってしまい就活のイベントを諦めたりと、独特の苦労が多々ありました。特に理系の方はまとまった時間をとって一気に就活を進めることは難しいと思うので、早めに就活をスタートすることをお勧めします。

「レンゴーを選んだ理由」を教えてください。

大切にしていた軸の一つ、「環境に配慮したものづくりを行っている点」がぴったりと合いました。「脱プラ」が注目される中で、紙製品や段ボールはそもそもリサイクル可能なパッケージであり、さらにその製造に関しても太陽光発電やバイオマスボイラ発電等、CO2の排出を大幅に削減させている点に共感しました。また、セルロースビーズ等のプラ代替素材の開発に力を入れている点も魅力的でした。インターンシップや説明会でお話しした先輩の雰囲気も温かく、一緒に働きたいと思ったのも決め手の一つです。

就活中の学生の皆さんへアドバイス

就活は、「早めに始めること」と「友達と協力して行うこと」が大切だと思います。エントリーシートのチェックや面接の練習等、一度他の人に目を通してもらうことで自分では気付かなかった読みにくい点や伝わりづらい点を改善できると思います。友人と悩みを共有したり、時には旅行などでリフレッシュをしたりして、ストレスを溜めすぎずに納得のいく形で就活を終えてください!応援しています。

中央研究所
研究企画部
工学研究科卒
2021年入社
O.N.

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入社前は、「どんな就活生」でしたか?

大学院生だったため、一般的な就活生より就活にかけた時間は圧倒的に少なかったと思います。効率的に就活を進めたかったので、「(1)自己分析(企業を選ぶ際の軸・基準)を明確にした」上で「(2)WEBテスト対策」を行い、「(3)企業の情報を綿密に調査」し、「(4)研究概要・履歴書・エントリーシートを大学内のキャリアセンターで添削」してもらい、「(5)質問されそうな内容に対してさまざまな回答を用意し、キャリアセンターで面接練習」を行いました。

就活生だった頃、「企業選びに際して大切にしていた軸」は?

4つあります。まずは、「製品やサービスのいずれかがトップシェアを占めていること」です。業界内に影響を与える立場の企業に所属して、安定した環境で働きたいと考えていました。次に「専攻してきた化学を活かせること」です。大学院まで進んだので、これまで勉強して得た知識や研究生活で培った経験を活かしたいと考えていました。3つ目は、「生活に根ざした目に見える製品を扱っていること」です。社会人として働くことを考えた際、自分の仕事の成果が社会貢献に繋がっていることを実感したかったためです。最後に、「女性が働き続けることが可能な環境が整っていること」を意識しました。

就活中、「一番苦労したこと」を教えてください。

研究との両立です。周囲からは要領が良いと思われがちなのですが、私には研究と就活を両立させるほどの心の余裕がありませんでした。周りが複数のインターンシップに参加する中で、私は研究が少し落ち着いた冬頃にやっと1つだけ参加したという有様。そのため、大学内のキャリアセンターを積極的に活用し、週に一回時間を決めて添削や面接練習へ集中的に取り組むことで「この時間だけは就活のことを考える」と切り替えて臨むことができました。

「レンゴーを選んだ理由」を教えてください。

上記4つの軸を満たす企業というのは世の中を探しても少ないので、レンゴーを見つけたときは「ここだ!」と思いました。細かい部分で自分に合うかどうかは入社すれば分かるだろうと考えていたので期待しすぎずに入社しましたが、上司や先輩方は現在の職場である研究所に限らず、実習先の工場でも穏やかで柔らかい雰囲気を持っている方ばかりです。また、同期は向上心を持つ優しいメンバーが揃っているので日々刺激を受けています。

就活中の学生の皆さんへアドバイス

就活は、皆さんがこれまで生きてきた道を振り返って「これからどう生きていくか」を考える分岐点だと思います。歩んできた道は人それぞれなので、何が正解か、不正解かを決めることはできません。さまざまな業界、数えきれないほど存在している企業の中から自分の軸を基準に納得して選びとってほしいです。そして、もし分岐点の中にレンゴーが入っているならば、ぜひエントリーしてみてください。レンゴーで皆さんにお会いできることを楽しみにしています。