チームの強い絆から、
より良い段ボールづくりを

PROFILE: 入社以来、製造部に所属し、製函機を担当。現在は、前段階にあたる貼合工程から送られてきた段ボールシートを、段ボールの形に型抜きする製函工程に携わり、機械へのセットや、できあがったシートの確認を行っている。

「機械は油断大敵」、その意識を忘れずに: 工場の製函機には、大きく二つの種類があります。一つは、1台で段ボールの印刷から型抜き、のり付けまでの全工程を行う製函機です。そしてもう一つは、専用の機械で印刷された段ボールシートを、各製函機で指定の形に型抜きしていくもので、私は後者の製函機を担当しています。主な作業は、段ボールシートの「準備」と「確認」です。「準備」では、印刷機から製函機まで段ボールシートを運び、機械に通し、抜き型をセットしていきます。一方、「確認」では、できあがった段ボールシートに汚れがないか、加えて、しっかりと切れているかなどのチェックです。その後、パレットに積んでいきます。これらすべての作業は共通して大きな機械を扱うため、ちょっとした不注意が労災につながってしまいます。そのため、忙しいときでも細心の注意を払いながら作業を行っています。

段ボールづくりから、日常生活を支える: 日々の仕事の中で大切にしているのは、当たり前のことを、当たり前にできるように努めることです。上司や先輩に教えられたことを最後までやり遂げる、検品の際は細部までチェックするなど、自身のやるべき仕事に対し責任感を持つように意識しています。また、私が担当している機械は3人1組で生産・運転を行いますので、ほかのメンバーとのコミュニケーションも欠かせません。加えて、トラブルが発生した際の報告はもちろん、どのように対処していくかについても、メモを取るなどして次に活かせるようにしています。
一方で、この仕事の醍醐味は、普段の生活の中で自分の携わった製品を目にできることです。特に、コンビニやスーパーなどの売り場で自分がつくった段ボールを見かけるとやりがいを感じます。自らの仕事が日常生活で消費者の役に立っていると実感できるのは、この仕事ならではだと思いますね。

夜勤でも、明るくにぎやかな職場: レンゴーで勤務している社員は、皆さん優しくて素敵な方ばかりです。入社前、この仕事は室内にこもりきりで夜勤もあることから、黙々と作業をしているような暗いイメージがあったのですが、まったくそんなことはありませんでした。休憩中や仕事後には、くだらない話で盛り上がったり、趣味について熱く語り合ったりしているので、毎日楽しく笑顔で働くことができています。
一方で、機械を扱う作業であることから、想像以上に体力が必要な仕事だと実感しています。そのため、ある程度体力に自信のある方だと心強いですね。また、チームで作業を進めていくため、コミュニケーション力や素直さも大切ですし、ただ作業をするのではなく、より効率的に進めるにはどうしたら良いのか、常に考え周りに提案をしていくことも欠かせません。私自身もまだ入社2年目で不慣れなこともたくさんありますが、今の仕事を習得し、いつか機長になれるように、必要な知識や技術を身に付けたいと考えています。レンゴーに入社したら、ぜひ一緒に上を目指して頑張りましょう。

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