夢は、どんな現場でも
活躍できるゼネラリスト

市川 陽菜
豊橋工場 製造部 製造課 | 2016年入社
PROFILE
高校では普通科を卒業し、レンゴーに入社。入社後は製造部製造課で、段ボールシートやケースを製造する工程に携わる。現在は「平盤ダイカッターBD1575」という機械を担当し、オペレータと連携しながら業務を行っている。
優先すべきは、段ボールの安定的な供給
私の担当する「平盤ダイカッターBD1575」は、印刷機から排出された段ボールシートに対して、製品に合わせて型抜き加工をしていく機械です。中でも私は給紙係として、製造に必要な木型を機械へ運んだり、シート材を供給したりしています。そのとき、木型やシート材に不備はないかといった状態を確認することも、業務の一つです。これらを通じて、お客さまの生産計画に沿った段ボールの安定的な供給に貢献しています。
また、安定性を維持するためには、効率的に作業を進めていくことが欠かせません。私の担当する機械には3名のオペレータがいますので、うまく連携を取りながら、日々のスムーズな運転を目指しています。加えて、製品の不良品を最低限に抑えることも大切です。給紙の段階でシートに破れや汚れを見つけた際には、機械に入れずリサイクルに回すなど、臨機応変な対応を心掛けています。
安全を確保し、無理のない範囲での作業を
製造現場は機械から発せられる熱で室温が高く、猛暑日などには過酷な環境となることが多いです。さらに、重たいものや大きいものを運ぶことも多々ありますので、体力はある程度つけなければならないと感じます。また、現場業務において大切なのは、とにかく安全第一で作業を進めること。特に、大きな機械を動かす際は回転体がいくつかありますので、細心の注意を払いながら危険な場所には手を出さないようにしています。そのうえ、私が日頃から運んでいる木型はとても重いので、持てない場合は周りに頼るなど、無理なく動かせる範囲での作業にも努めています。
このような製造現場での作業は、安全対策のためにも集中し続けなければなりませんし、室温などにも左右されるので、厳しいと感じる瞬間もあります。しかし、そうした苦労があるからこそ、仕事を終えた後の達成感は格別です。そんな日々のやりがいは、私の働くモチベーションとなっています。
人も環境も、心に寄り添ってくれる会社
私がレンゴーで働き続けたいと思う理由は、二つあります。まず一つは、周りの先輩方がとても優しいことです。以前、仕事での悩みについて、先輩に相談をしたことがあります。そのとき、先輩は嫌な顔一つせず真剣に私の話に耳を傾けながら、悩みに寄り添ってくださいました。そんな行動や心遣いがとても嬉しかったですし、おかげで気持ちが楽になり、また明日から頑張ろうと思うことができました。こうした先輩方とのコミュニケーションは、間違いなく私の原動力となっています。そしてもう一つは、福利厚生制度が充実していることです。有給休暇も取りやすいのでプライベートを楽しむことができていますし、将来、家族ができたときにも、安心してライフプランを立てられると考えています。
また、将来はどの職場でも活躍できる知識と技術を身に付けたいです。今担当している機械にとどまらず、ほかの機械や別の工程でも経験を積み、どんな現場でも対応できる人材として会社に貢献できればと思います。