かけがえのない仲間とともに
段ボールの品質向上へ

安田 洙貴
八潮工場 製紙部 製紙第一課 | 2012年入社
PROFILE
工業高校に在学中、学校に届いた求人票でレンゴーを知る。勤務場所も地元から近く、何よりも「板紙生産量日本一」という大手製紙会社であることに魅力を感じ、入社を決意。現在は、八潮工場の製紙部製紙課で紙づくりに携わる。
日本でトップクラスの
ライナマシンの担当として
入社後は、八潮工場の製紙部製紙課に配属され、段ボールの表裏に使用される紙「ライナ」の製造に携わっています。この「ライナ」は段ボールの構造の中で最も人が目にする顔であり、品質がとても重要な部分です。そのため、より良い品質を届けるための製品チェックや、不良品が流出していないかの確認は、迅速かつ丁寧に行っています。また、私の担当する「5号機」は2020年に大きくリニューアルをした結果、生産量が大幅に増え、品質も格段に向上しました。そんな日本でもトップクラスのライナマシンへと生まれ変わった機械を担当できることに、誇りを感じています。
こうした業務に携わる中で意識しているのは、スキルを向上させることです。わからないことは積極的に先輩に質問をしたり、自身で調べてみたりと、1日に一つでも多く知識を増やせるように努めています。加えて、後輩への指導も私の仕事の一つです。安全面、技術面、知識面と、さまざまな観点から、後輩が成長できるようにサポートをしています。
家族よりも長い時を過ごす
仲間との関係づくり
5号機での業務は、班での交替制勤務です。具体的には、5人で1班をつくり、4班で24時間を分担して作業をします。ここで同じ班になった4人とは、家族よりも長い時間を共有することになるため、信頼関係が非常に重要です。そのため、なんでも気軽に相談でき、さらには冗談も言い合えるような雰囲気や関係づくりを心掛けています。
一方で、同じ班に限らず、5号機の担当者全員での協力体制も欠かせません。例えば、機械の中にある不具合や危険箇所についての課題に対しては、全員で話し合う機会を設けて解決に向かって進めていきます。こうして、機械に携わる周りのメンバーと連携しながらうまく業務を効率化できたときは、とても達成感がありますし、やりがいを感じますね。今後もコミュニケーションを密に取りながら互いにアイデアを出し合い、安全な職場を目指していきたいと思います。
世間に左右されない、安定して働ける企業
レンゴーは、働く環境がとても整っている会社だとあらためて実感しています。それを最も感じたきっかけは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大でした。コロナ禍においては、生活習慣の変化を余儀なくされましたが、レンゴーからは安定して給与・賞与が支給され、有給休暇も取得できています。このように世間が不安定な中でも、変わらず生活できることに感謝するとともに、レンゴーに就職できて本当に良かったと思いました。
また、レンゴーは環境だけでなく、社員の皆さんも親切な方ばかりで、いつも働きやすさを感じています。私が新人の頃は先輩方に優しく接していただいて、仕事も一つひとつ丁寧に教えてもらっていました。そんな私も、入社して10年目を迎えましたので、今度は私が新人に指導をしていく立場であると考えています。どんな方でも私は大歓迎ですし、レンゴーには安心して働ける環境があると胸を張って言えますので、一緒に頑張っていきましょう。