ニュースリリース / 2023年 ホーム > ニュースリリース 2023年 すべて 製品・技術 環境・社会 経営 IR お知らせ 2023年9月27日 「2023日本パッケージングコンテスト」に入賞 公益社団法人日本包装技術協会主催の「2023日本パッケージングコンテスト」において、当社関連では下記のとおり、8部門10作品が入賞しましたのでお知らせいたします。 なお、入賞作品は10月26日(木)~27日(金)に開催される「暮らしの包装商品展2023」にて展示される予定です。 ジャパンスター賞(経済産業省製造産業局長賞) ●段ボール製エキスパンダー~規格パレット拡張術~ パレットに積載する製品サイズに対応して、大きさをさまざまに拡張できる段ボール製の追加部材です。 パレットに段ボール箱を積み付けした際に、パレットからはみ出した部分が変形する事故が発生することを防ぐためのものです。アジア市場で標準サイズとされる1,200mm×1,000mmの樹脂製パレットに追加部材を装着することでパレットサイズを必要な大きさに拡張できます。貨物の変形を防ぐことで保管・運搬の改善につながるほか、パレットの循環再利用にも貢献します。また、追加部材はパレットからの着脱が容易で、使用後は段ボール古紙としてリサイクルが可能です。 包装技術賞(適正包装賞) ●Vlog カメラZV-E1の環境対応パッケージ ソニー社が開発したサステナブルな新しい紙素材を用いた段ボール箱の製造ノウハウを確立しました。 貼合、製函工程において剛性が高い新素材に対応する適切な製造条件を模索した結果、木型仕様や設計改善による罫割れや貼りズレの課題を解決することができました。それにより、成型精度が高く、美観に優れた段ボール箱の量産に貢献できました。 共同開発: ソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ株式会社様 包装技術賞(包装アイデア賞) ●シャープ替芯ユニ詰替用 段ボールの特徴を生かしたシャープ替芯の詰替用パッケージです。 厚さ4mmの段ボールシート断面の波状の空間に本体4個分の替芯が入る仕様です。替芯が入る波の形状が潰れないよう打ち抜きとスリット加工を使い分け、接着剤などを使用せず歯型による圧着で芯がこぼれ落ちないよう綴じる工夫を施しました。芯を封かんするシールも紙素材で、使用後はリサイクルに出せる環境に配慮したパッケージを実現しました。 共同開発: 三菱鉛筆株式会社様 包装部門賞(食品包装部門賞) ●ピザハットトリックBOX ハットスタジアムBOX 2022年FIFAワールドカップ、2023年ワールドベースボールクラシック期間中に販売されたセット用ピザボックスです。 ピザ3枚を収納できるセットボックスは、届いた際にひと目でスポーツのイベント感が伝わるデザインです。さらにそれぞれ組み立てるとスタジアムの形になるなど、アフターユースできる仕掛けも備わっています。梱包や持ち運びの用途だけではなく、スポーツイベントで仲間との楽しい時間を提供するツールへと進化し、メディアやSNS等でも話題となりました。 共同開発: 日本ピザハット株式会社様 包装部門賞(日用品・雑貨包装部門賞) ●3M Greener Clean Net& Mesh用Amazon SIOC対応ボックス Amazonの規定寸法に適合する、緩衝材が不要な通販用の段ボール箱です。 箱の蓋部分はAmazonの規定寸法で、身側は緩衝材なしで中身の大きさに合わせた最適サイズにしています。一枚のシートで製品を簡単に梱包でき、テープ止めが不要な返し付のロックの封かん仕様としました。これにより包材および人件費などのコスト削減が実現しました。箱の内側のメッセージやデザインで製品アピールにつなげることができます。 共同開発: スリーエム ジャパン株式会社様 包装部門賞(贈答品包装部門賞) ●缶凹み低減ギフト化粧箱「缶衝材」 ギフト箱内での缶の凹みが発生しにくい形状の化粧箱です。 缶の最も強度が弱い中央部を中空形状にして衝撃を回避する設計とし、強化材料を用いることなく形状のみの改良で実現しました。短時間での組立てにも配慮し、作業性が向上しました。商品の外観が損なわれない贈答用の化粧箱により企業の信頼感につなげることができます。 共同開発: アサヒ飲料株式会社様 包装部門賞(POP・店頭販売包装部門賞) ●外装兼ジャンブル 外装カバーを什器の一部として有効活用できる、環境配慮型の輸送包装兼用ジャンブル什器です。 外装カバーは輸送時には什器を保護し、展開後は輸送表示面が一切露出しないディスプレイの底板となる仕様で、店頭での美粧性が向上し、販促効果を高めることができます。また、展開時にジッパー部等が什器本体から分離せず、使用後は一括して再資源化が可能です。 共同開発: プリマハム株式会社様 包装部門賞(輸送包装部門賞) ●日本産さつまいも5kg 輸出用ケース 海外で需要が高まっている日本産さつまいもの輸出用段ボール箱です。 日本の農作物の輸出拡大のための実証事業で使用される輸出箱には、二つの機能が求められました。一つ目はトレーサビリティで、箱ごとに異なる二次元コードをデジタル印刷し、現地および日本の関係者が読み取り、出荷時と着荷時の中身の状態の比較・確認を可能としました。二つ目は「日本産」を強くアピールすることで、日本文化の象徴である「漫画」をモチーフにデザインしました。 共同開発: Wismettacフーズ株式会社様東京青果株式会社様株式会社野村総合研究所様 ●瞬・開・陳!パカッと段ボール箱 瞬時に開封でき、店頭陳列時の作業効率向上が可能な段ボール箱です。 コルゲータで加工する強度劣化が少ないミシン目“コルミシン”を使用して、段ボール箱を容易にトレイ状に開封できる形態としました。飲料やビールの段ボールは、開封途中に破断が発生しやすいですが、天面中央の開封口を持ち上げると箱胴面のコルミシンが切れ、瞬時にトレイ状態になる仕様としました。 共同開発: 日本コカ・コーラ株式会社様 ●再春館製薬所 脱プラ通販箱 天面と底面に不正開封防止の機能を備えた通信販売用の段ボール箱です。 天面のロック部分は、差し込みメス側の開口部の両側に差し込みやすいよう斜面を形成し、オス側の両端がその斜面に沿って進入するため、ロック部分が潰れることなくしっかり封かんでき、抜けにくさを向上させました。底面もロック機能を設け不正開封防止の仕様としました。これにより結束バンドなどの使用を削減できました。 共同開発: 株式会社再春館製薬所様 日本パッケージングコンテスト わが国の優れたパッケージングとその技術を開発普及することを目的として実施されるコンテストです。公益社団法人日本包装技術協会の主催で毎年開催されています。 >>この記事のダウンロード PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。 ニュースリリース 2024年 2023年 2022年 2021年 2020年 2019年 2018年以前 2019年以降 2018年 2017年 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 2009年 2008年 2007年 2006年 2005年 2004年 2003年 2002年 2001年 2000年 1999年 top このサイトではサービスの品質維持・向上のためにCookieを使用しています。詳細については「サイトのご利用条件」をご確認ください。こちらからオプトアウトも可能です。Cookieの利用に同意いただける場合は、「同意する」ボタンを押してください。 同意する