当社は住友商事株式会社と共同で物流倉庫を建設していましたが、本日竣工しましたのでお知らせします。
当物流倉庫は、2018年3月末に閉鎖した当社淀川工場の跡地（大阪市福島区）に建設したものです。全4階建てのうち、1階全体と、2階の一部を当社が区分所有し、1階に物流拠点である淀川流通センターを新設、1・2階の一部に中央研究所を移転します。今後、設備の設置工事等を行い、本年9月に稼働を開始する予定です。
淀川流通センターは、約2万トンの板紙製品の収容が可能で、関西地区における当社グループ最大の物流拠点となります。当社で実績のあるＡＩやＩｏＴ、ＲＦＩＤを活用した倉庫管理システム（ＷＭＳ）やトラック誘導システムに加え、自動リフトの導入によりさらなる物流の効率化を目指します。当社では、今後も輸送品質とサービスの向上を図るとともに物流現場の業務改革を進め、ホワイト物流を推進していきます。
中央研究所は、当物流倉庫の近隣に所在する現中央研究所の建物および施設の老朽化に伴い移転するものです。新しい中央研究所は、所内にオープンな交流スペースを設け、異なる研究分野間の自然な交流と融合による発想転換を促し、さらなるイノベーション創出を目指します。
なお、当物流倉庫2階の当社所有区画には、当社連結子会社である朋和産業株式会社大阪支店も移転する予定です。