レンゴー株式会社(本社:大阪市北区、社長:大坪 清)の海外合弁会社である、タイ・コンテナーズ・グループ社(タイ)は、このたび同国の段ボールメーカー、タワナ・コンテナー社の株式72%を取得する契約を締結致しました。
タワナ・コンテナー社は、段ボールの需要地であるバンコクに近いサムップラカーン県のバンプー工業団地内に工場を有しており、今回の株式取得完了後には、タイ・コンテナーズ・グループ社の同国における段ボール生産拠点は11工場へと拡大するとともに、段ボールの年間生産能力も642,000トンから703,000トンに増強され、グループの段ボール供給体制がさらに強化されることになります。
タイの段ボール需要は、昨年はバンコク北部で発生した洪水の影響で前年を下回りましたが、今年度は復興需要も含め景気は回復し、GDP成長率見通しも5.5%(※)と予想されており、段ボール需要もそれに伴い伸びるものと予測されています。
タイにおける段ボール事業は、ゼネラル・パッケージング・インダストリー(GPI)を目指す当社グループ海外事業の重要な戦略拠点のひとつであり、今後とも経済成長が見込まれる同国内段ボール供給体制の一層の充実を図ってまいります。
(※タイのGDP成長率見通しは、2012年3月26日付タイ財務省発表数字)
1. | タイ・コンテナーズ・グループ社 |
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所在地 | バンコク | |
出資比率 | 当社30%、SCGペーパー社70% | |
事業内容 | 段ボールシート・ケースの製造・販売 | |
2. | タワナ・コンテナー社 |
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所在地 |
サムップラカーン | |
事業内容 | 段ボールシート・ケースの製造・販売 |
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3. | タイの段ボール事業拠点 | |
◎タイ・コンテナーズ・グループ社 |
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◎タイ・コンテナーズTCC社 (4) プラチンブリ工場 (5) チョンブリ工場 (6) パツムタニ工場 |
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(7) タイ・コンテナーズ・ソンクラー社 (8) タイ・コンテナーズ・サラブリ社 (9) タイ・コンテナーズ・ラヨン社 (10) タイ・コンテナーズ・コンケン社 (11) タワナ・コンテナー社 |
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