工場の最適解は
現場で見つかる

K.Y
前橋工場
製造部
製造課
2021年入社

Interview Movie

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工場全体を最適化する

製造課の最も大きな役割は、工場の生産性を高め、品質の良い製品を製造することです。生産性の向上には、設備の改善によって生産速度を速めたり、原料となる紙や糊などのロスを減らしたりと、さまざまなアプローチがあります。生産管理の主な業務は、既存設備の保守点検や修理、改良や改善、工場内で使用する消耗品や部品の管理など多岐に渡り、時には新規設備の導入、メンテナンスを行うこともありますが、性能の良い機械設備を導入したり、改良すれば良いわけではありません。段ボールを製造するための設備は、段ボールシートを製造する「コルゲータ」や段ボールシートに印刷を行う「印刷機」など、いくつもの工程に分かれています。コルゲータの運転速度が速くても、印刷機の速度が遅いままでは生産性が向上したとはいえず意味がありません。製造ライン全体のバランスを考えつつ、導入前にオペレーターとも相談をして、生産性の向上と使いやすさを両立できるような作業環境をつくることが大切です。

円滑な人間関係がより良い仕事を生む

私が把握しきれないような機械の細かな異変について、オペレーターから連絡をもらうことも多くあります。小さな異変でも大きなトラブルにつながる可能性もあるため、日々工場を巡回し、オペレーターとコミュニケーションをとることを大切にしています。現場では、幅広い世代の方が働いており、自分より年上の方も多いですが、機械の稼働状態や違和感を聞くといつでも快く答えてくれるのでコミュニケーションの取りやすい職場です。特に機械設備を導入する際は、オペレーターとのコミュニケーションは欠かせません。一見すると設備を配置できるスペースがあるように見えて、そこはオペレーターが作業をしやすいようにあえて空けていることもあります。また、既存の設備には導入されていないが、新たな機能を付加できればさらに作業効率がアップする、などの意見が出てくることもあります。実際に機械を使用する人しかわからない情報が会話の中から知ることができます。こうして得た情報をもとに、自分の手で改良・改善を進めていくことができるのが生産管理職の大きなやりがいです。

自ら確かめることの大切さ

オペレーターからの情報は非常に大切なものですが、それを鵜呑みにしてしまうのもよくありません。そのことを教わったのが「現場の声を大切にしながらも、多角的な視点で判断すること」という上司からの言葉でした。ある修理の対応中、オペレーターから「ベルト周りは問題ない」という意見をもらい、ベルト周り以外の点検を行いましたが、なかなか故障の原因が分かりませんでした。そこで改めて全ての部品を点検していくと、ベルトにつながるモーターに異変が見つかり、ようやく修理を完了させることができました。これは、オペレーターの意見を聞いて、ベルト付近に異常はないと自分の中で認識してしまったため起こったことでした。まずは、自分で現状を把握した上で、オペレーターから意見をもらう。現場に頼り過ぎることなく、責任感を持って自分の目で判断することの大切さを教わりました。

Skill
磨かれるスキル

● 工場に必要な設備の改善・提案や生産ラインのバランス調整を行う能力

● オペレーターとの会話から常に情報を収集し、適切な改善策を提案する能力

● 問題の本質を見極めて自ら解決策を見つける能力