人とのつながりで、
工場を守り抜く

浅田 雄基
八潮工場
製紙部
製紙第三課
2019年入社

Interview Movie

Interview Movie

くらしを支える段ボールに惹かれて

大学で機械創造工学を学んだことをきっかけにものづくりに興味を持ち、就職活動では製造業を志望していました。中でも、現代社会に必要不可欠で、かつ自分でつくったものを日常生活で目にすることのできる段ボールに魅力を感じたことが、入社の決め手になったことを覚えています。
現在私が携わっている業務は、八潮工場での段ボール原紙の製造です。具体的には、紙の原料を調整する「原質」という工程と、原質から生まれた原料を「抄紙機へ送る」工程の操業と管理を行っており、さらに関連する設備のメンテナンス計画やトラブル対応なども行っています。特に、製紙工場は24時間稼働であることからメンテナンスの計画は重要です。操業を行うオペレーターや管理を行うスタッフの方々と密に連絡を取りながら不具合箇所を修理し、安全かつ安定的な操業ができるよう心掛けています。

オペレーターの効率的な作業のために

工場に新しい設備を導入することも私の仕事の一つです。導入の際は、トラブルが生じないよう多くの時間をかけながら入念な事前準備を行います。その結果、無事に導入が完了し、実際に設備が稼働しているところを見た際は、これまでの努力が形として実ったようで大きな達成感があります。また、設備の導入によってオペレーターの方々の負担が減り、それに対する感謝の言葉をもらえたときはとても嬉しいです。
一方で、八潮工場には5台の抄紙機があり、「原質」ではそれぞれの抄紙機ごとに原料をつくり、流送しています。そのため、各設備の配管や設備の背景を全て理解しながら、どこにどのような設備を導入するのか慎重に検討していく必要があり、そうした部分にこの仕事の難しさを感じています。

円滑な仕事は、人との会話から

仕事をする上で大切にしているのは、コミュニケーションを積極的に取ることです。工場での操業やメンテナンスの際は、さまざまな部署だけでなく外部の業者の方とも協業していきますので、どんな方にも積極的に話しかけるよう心掛けています。また、設備の不具合や異変に対して最初に気づくのは、設備を一番近くで見ているオペレーターの方々です。良好な関係を築いておくことで、不具合の早期発見にもつながりますから、日頃の些細な会話は今後も大切にしていきたいと思います。
加えて、人とコミュニケーションを取るにあたって「毎日元気でいること」も大事なことだと考えています。夏の暑い日も、冬の寒い日も、明るい気持ちで作業ができれば自分も周りも気持ちよく、何よりも楽しく仕事を進めることができるのではないでしょうか。これから入社される方々とも、一緒に仕事を楽しみながら元気よく働けたら嬉しく思います。

Senior’s Message
上司からのメッセージ

八潮工場 製紙部 堀川 健也

どんなときも周りを明るく照らす、頼れる存在

仕事に対して常に前向きに取り組む、そんな浅田さんの姿勢を高く評価しています。上司から声をかけなくても自らの意見を発言し、気になることがあれば現場の先輩方に質問をしてスキルを高めていくその行動力と積極性はすばらしいですね。また、仕事上多くの部署とのつながりは重要になってくるので、明るい性格とコミュニケーション能力の高さは、彼の大きな強みだと思います。これからもその強みをどんどん伸ばしていってください。