◎生産・開発系職種/R&D

中央研究所では、段ボールや紙器、軟包装などの新素材から、それらのパッケージ素材に用いる印刷用インキや接着剤などの研究・開発を行っています。私は新素材研究グループの中で、レンゴーが開発した「セルガイア」という新素材を利用した製品をお客様に提案する仕事をしています。「セルガイア」はゼオライトという鉱物とセルロースを混ぜ合わせた高機能繊維で、ガス吸着性や防カビ性、保水・吸水性などに優れ、各種フィルターやマスク、オムツなどに使われています。お客様からのさまざまなご要望に対して、セルガイアでどう応えていくか。加工形状の工夫はもちろん、ほかの素材と組み合わせて新しい機能を加えたりといった開発も行っています。中央研究所に異動して1年余り。まだまだ知識と経験が足りないと感じる毎日です。

中央研究所に異動する前は、工場で紙を製造する機械である抄紙機の操業管理を担当していました。抄紙機はスケールがとても大きく、1日で約1000tの紙をつくり出す性能を誇ります。操業管理担当の仕事は、品質管理、オペレーターのマネジメント、メンテナンス・スケジュールの調整、トラブル発生時の各方面への対応など多岐に渡ります。レンゴーの基盤を担う仕事をしているという充実感を得られていましたし、経験が要求される仕事だったので、わずか2年で異動するというのは、正直意外な気もしました。ただ、今携わっているような「新しい素材を広く世の中に送り出す」という仕事は、実は学生時代からとてもやりたかった仕事です。セルガイアは大きな可能性を秘めた素晴らしい素材です。この良さをより多くの人に伝え、セルガイアが使われている製品を一つでも多く、世の中に送り出せるよう頑張りたいと思っています。

工場では、より安定的に、より効率良くつくるということを念頭に取り組んできましたが、研究所での新製品提案という今の仕事は、何もかもが異なります。一番大切なのは、お客様が「本当に求めているものは何か」をしっかり理解することです。「こうした機能を持たせたい」と提示されていることだけでなく、その奥にある「何のために」それを実現したいと考えているのか。より本質を捉えて開発提案することがとても大切だとわかってきました。打ち合わせやプレゼンテーションで、上司や先輩がお客様とやりとりするのを見ていると自分の未熟さを痛感し、要望を的確に引き出せる力を身に付けなければいけないと感じています。

今はまだ既存製品の改良という仕事しかできていませんが、自分が一から携わった新製品を形にすることが当面の目標です。そのためにはセルガイアを含めたさまざまな新素材の知識を蓄え、プレゼンテーション力を強化し、たくさんの「引き出し」を自分の中に持つことが重要です。まだまだ、勉強の毎日です。

学生時代はずっとサッカーをやっていたのですが、社会人になってからは体を動かす機会がめっきり減ってしまいました。少しでもアクティブに過ごそうと、小さい頃から好きだった釣りを始めました。中央研究所には「(自称)釣り部」があるので参加させてもらい、堤防釣りに出かけて楽しんでいます。

8:30

◎出社(メールチェック等)

9:30

◎実験

◎2011年 入社~

三田工場、尼崎工場での実習

12:00

◎昼休み

13:00

◎加工委託先メーカーとの打ち合わせ、課内会議

15:00

◎実験データの整理

16:00

◎報告書作成

17:30

◎退社

◎2012年 2年目~

八潮工場製紙部に配属。抄紙機のオペレーションを担当

◎2013年 3年目~

抄紙機の操業管理を担当

◎2015年 5年目~

中央研究所新素材研究グループに異動

◎2017年 7年目~

組織変更にともない現部署へ異動