従業員 [座談会]通信販売の現場を支える「GPIレンゴー」の総合力
従業員 [座談会]通信販売の現場を支える「GPIレンゴー」の総合力
  • インターネット通信販売の拡大により、流通の形態が大きく変わりつつあります。今や人々の暮らしにおいてなくてはならない存在となった段ボール。レンゴーは段ボール業界のリーディングカンパニーとして梱包から販促までお客様をサポートしています。2018年4月、成長を続ける通販市場を支える当社ならではの強みについて、それぞれの部門で中心的な役割を担う従業員が集まり、議論しました。

    • 見えない工夫がふんだんに織り込まれた段ボール

      宗村 私はお客様のニーズに合った包装システム導入の提案をしているのですが、通販会社の人手不足問題や宅配料金の値上げが顕在化してからはレンゴーが開発した、商品の高さを検知し最適なサイズに自動包装する「ジェミニ・パッケージングシステム(以下、ジェミニ)」のお問い合わせが増えています。

      藤野 私の業務は通信販売に関わるさまざまな企業に対し、包装を基軸とした提案活動を行うことです。また、部署を横断してEC(ネット上の取引)に対応するチームがあり、誰もが知っているような大手通販企業から一般メーカーまで通販に関する全般のサポートをしています。

      高比良 段ボールの包装設計を手掛けています。設計では小売店の品出しでの開封作業性はもちろん、特に現在増加している通販において、消費者が開封する際に開けやすく、リサイクルに出すときにたたみやすくなる加工を付加するといったことも、意識した設計を心掛けています。

    • 包装システム開発部 システム営業課 宗村 明郎
      包装システム開発部
      システム営業課宗村 明郎
    • 瀧本 デザイン・マーケティングセンター(DMC)はデザインだけでなく、商品企画やリニューアルの提案などを通じて、付加価値を創造する営業支援部隊です。通販箱のデザインに関しては、以前はこだわりがあるお客様があまり多くありませんでしたが、「通販は接客できない流通媒体なので、箱のデザインそのものが会社の顔になる」という提案をし続けてきました。今では、当社からご提案しなくてもお客様から「こういうデザインにしてほしい」という要望が増えてきたように感じます。

      小池 私も通販の箱は、その会社の最高の営業マンだと思います。デザインや形、高比良さんの話にあった細やかな気遣いだけで、その会社の姿勢が分かりますからね。また、通販はプレゼントなど、購入した人と受け取る人・使う人が違うことがあります。「もらってうれしくなるデザイン」など、お客様のニーズを的確に捉えて、盛り込むという考えを大切にしています。

      通販物流の効率化と環境負荷の低減を両立し
      課題解決に挑む

    • 東京デザイン・マーケティングセンター 小池 亜衣
      東京デザイン・
      マーケティングセンター小池 亜衣
    • 瀧本 宗村さんがおっしゃった宅配システムの人手不足問題もそうですが、通販市場が拡大するからこそ出てくる課題があります。私たちもパッケージを通して解決のお役に立つことができますよね。

      藤野 先ほど話に出た「ジェミニ(Gemini)」や「アイパック(I-Pack)」、「イーキューブ(e-Cube)」は、中身に合わせ段ボールを自動で最適な高さに調整するので、ケース内の無駄な空間を減らすことができます。これらを導入することで段ボールそのもののサイズダウンができ、結果として緩衝材の削減やトラックの輸送効率改善につながると考えています。

      宗村 これらのシリーズは環境面だけでなく、人手不足の問題解決にも一役買っています。通常、通販での梱包作業にはかなりの人手が必要となりますが、機械の導入によって「10 人分の仕事を機械でまかなえた」「作業する人材を集められるか心配する必要がなくなった」といった話も聞いています。

    • 開発営業第一部 開発営業第二課 藤野 健
      開発営業第一部
      開発営業第二課藤野 健
    • 高比良 輸送効率という話が出ましたが、ジェミニはデルタフルートとの組合せでさらなる効率化が可能になるのが特徴的です。デルタフルートは厚さ2mmの当社オリジナル規格の段ボールで、従来からある厚さ3mmのBフルートより厚みが減るため、中しん使用量を約8%減らせるので環境に配慮した製品といえます。デルタフルートとジェミニの相乗効果で、段ボール納品時や得意先からの商品出荷時に、一度に多くの段ボールを積むことができれば、輸送に使用するトラックの台数が減り、物流の効率化やさらにはCO₂排出量の削減にもつながりますよね。

      小池 環境に関していえば印刷での取組みもあります。例えば、昔は有機溶剤を使用した油性インキが主流でしたが、現在では水とアルコールが主原料の水性インキを使用しています。また、片面印刷の印刷面を折り込んで両面印刷のように見せるデザインによって、印刷機の稼働回数やインキの削減といった環境に配慮したデザイン提案も行っています。

    • 包装技術部 東京包装技術第一課 高比良 仁司
      包装技術部
      東京包装技術第一課
      高比良 仁司

    「GPIレンゴー」の総合力でお客様をサポート

    • 瀧本 段ボールは、通販はもちろん、人々の暮らしにとって欠かすことができないインフラだと考えています。その段ボールにデザインを付加価値として加え、前面に押し出せることが、ほかの包材メーカーとの明確な差別化につながっていくという自負があります。また、企画段階からマーケティング、デザインまで、お客様と一緒に新しい商品を生み出し、一貫したコンセプトのもとで製造できるのは、レンゴーの強い武器ではないでしょうか。

      宗村 作業や輸送効率の改善といった観点から見れば「ジェミニ」などの包装システムは目立ちます。しかし、お客様のニーズをよく聞くと、大型の機械を導入しなくても別の方法で解決できるということもあります。それぞれのお客様の規模やニーズに最適なソリューションをワンストップで提供できる「総合力」がレンゴーの強みですね。

      藤野 手にした人のことを考えたデザインや段ボールの構造的な機能付加、フィルムなどの軟包装、包装を行う機械の設計に至るまで、「GPIレンゴー」の力を結集して、これからもお客様の声に耳を傾けながらサポートしていきたいと思います。

    • 東京デザイン・マーケティングセンター 瀧本 香里
      東京デザイン・
      マーケティングセンター
      瀧本 香里