ニュースリリース / 2013年

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  • 2013年10月25日

    3R推進協議会会長賞を受賞しました

     このたび、当社利根川事業所(茨城県坂東市)は、バイオマス焼却設備(ボイラ)導入による産業廃棄物の排出量削減、および熱回収による二酸化炭素排出量削減に関する活動が評価され、リデュース・リユース・リサイクル(3R)推進協議会主催の「平成25年度リデュース・リユース・リサイクル(3R)推進功労者等表彰」において、「3R推進協議会会長賞」を受賞いたしました。
    同協議会は、行政・消費者・産業界等が連携してリサイクルを推進することを目的として、2001年に「リサイクル推進協議会」として設立され、翌2002年には3R(リデュース:発生抑制、リユース:再使用、リサイクル:再生利用)を通じた循環型社会の構築を目指し「リデュース・リユース・リサイクル推進協議会」と改称、その啓発・普及活動の一環として毎年3R推進功労者等表彰を実施しています。
    今回表彰の対象となった利根川事業所では、バイオマス焼却設備(ボイラ)の設置により、古紙を製紙原料として使用する際に発生する微細な木材繊維(ペーパースラッジ)をバイオマスエネルギーとして余すところなく利用することが可能となり、従来外部に処理を委託していた廃棄物を約25%削減しました。さらに、焼却時に発生する熱を回収し製造工程で有効活用することで、年間約6,000tの二酸化炭素排出量を削減でき地球温暖化対策としても寄与しています。
    当社は平成21年度の「段ボールの軽量化によるリデュースと古紙利用率向上によるリサイクルと省資源の推進」、平成24年度の「軽量段ボール原紙:LCC原紙の開発」に続いて3度目の会長賞受賞となります。
    当社では、この受賞を励みとして、環境に優しい段ボールの環境性能をさらに高めるため、今後とも「軽薄炭少」をキーワードに、より軽く、より薄く、二酸化炭素の排出も少ないパッケージの開発と普及を強力に推進してまいります。

     

    表彰式風景
    表彰式風景

     

    利根川事業所全景

    利根川事業所全景 

    新たに設置されたバイオマス焼却設備

    新たに設置されたバイオマス焼却設備