ニュースリリース / 2010年

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  • 2010/9/1

    段ボール原紙の軽量化で「おおさか環境賞」奨励賞を受賞

    当社は、「軽薄炭少」をキーワードに、パッケージングを通じて環境への取組みを積極的に推進しておりますが、その取組みのひとつである「軽量段ボール原紙による段ボール製品のリデュース推進」が、この度、「おおさか環境賞」奨励賞(事業活動部門)を受賞いたしました。
    同賞は、大阪府「豊かな環境づくり大阪府民会議」が主催し、豊かな環境づくりに向けた活動に取り組み、他の模範となる顕著な功績のあった、大阪を拠点に活動する個人・団体または事業者を顕彰するもので、1997年より実施されています。
    段ボールは、100%リサイクル可能な環境に優しい包装資材ですが、当社は、段ボールの環境性能をさらに高めるため、段ボール原紙の軽量化をはじめ、Cフルート段ボール(従来より1mm薄い、厚さ4mmの段ボール)の推進、包装設計の工夫等、そのリデュース(軽量化)に向けたさまざまな取組みを積極的に行っております。
    海外、特に欧州で段ボール原紙の軽量化が先行しておりますが、わが国においても、環境意識の高まりとともに、段ボール原紙の軽量化へのニーズが徐々に高まっており、その開発が待たれていました。当社では、業界に先駆けて段ボール原紙の軽量化に取り組み、いち早く開発に成功するとともに、商業生産を開始いたしました。
    段ボール原紙の軽量化は、貴重な古紙資源の節約につながるとともに、段ボールケースの軽量化を通じ、容器包装廃棄物の抑制にもつながります。また、段ボール原紙の軽量化とCフルート段ボールの推進を組み合わせることにより、リデュース効果はさらに向上し、段ボールのライフサイクルにおけるCO2排出量の大幅な削減にもつながります。
    これからも「人にも環境にも優しく」を念頭に、パッケージづくりを通じた環境への取組みをさらに強化してまいります。

    「おおさか環境賞」表彰式光景

    「おおさか環境賞」表彰式光景