ニュースリリース / 2010年

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  • 2010/4/7

    八潮工場が「省エネルギーセンター賞」を受賞しました

    このたび、財団法人省エネルギーセンターおよび関東経済産業局の共催による「平成21年度 関東地区省エネ事例発表大会」において、当社八潮工場が発表した「活性汚泥設備における省エネの取組み」が省エネルギーセンター賞を受賞いたしました。
    「省エネ事例発表大会」は、地域における工場や事業場、建物での省エネへの取組みを広く発掘し、省エネ技術を共有する場として開催されるもので、今回の発表大会では、工場における省エネ活動の取組みなど全27事例が発表されました。
    八潮工場では、従来より様々な省エネに積極的に取り組んでまいりましたが、今回受賞の対象となった「活性汚泥設備における省エネの取組み」は、同工場の活性汚泥処理設備の操業安定化・効率化を目的に、微生物製剤の投入による水質の安定および処理水量の増加を図り、散気管の変更による省エネおよび操業の安定化、高効率ターボブロワの導入等を行ったものです。
    この結果、省エネ改善後における同設備の消費電力量は、2004年度比で約40%削減(約1,350tのCO2削減に相当)となりました。
    大規模太陽光発電設備やバイオマスボイラの積極的導入、LNGなどのクリーンエネルギーへの転換などに加え、こうした工場や事業所における地道な省エネ活動の成果もあり、2009年度における当社CO2排出量削減率は、1990年度比で約28%を達成する見込みです。
    当社は引き続き2020年度を目標とした「エコチャレンジ020」で32%の削減を目指すとともに、「レンゴーグループ環境憲章」では2050年に50%削減との目標を掲げています。今後とも当社は、「人にも環境にも優しく」を念頭に、事業活動全般において環境への取組みを強化してまいります。

     

    八潮工場 活性汚泥設備
    八潮工場 活性汚泥設備

    活性汚泥設備省エネ改善前後の推移

    グラフ  活性汚泥設備省エネ改善前後の推移