レンゴーが作るパッケージは、商品を保護したり、美しく見せたりする役割を担っています。私は入社してすぐに、主に近畿のお客様を担当した紙器の設計・開発の仕事を行っていました。レンゴーのパッケージ製品は大きく「段ボール」「紙器」「軟包装」「重包装」というカテゴリーに分かれていますが、それぞれの役割に応じて求められる機能や品質はまったく異なります。例えば段ボールは主に商品を保護することを目的としているので強度が求められますが、紙器の基本的な役割は商品を美しく見せることです。お客様の意図や目的をくみ取って、形状はもちろん質感までを表現できるようにオーダーメイドで作っていきます。営業スタッフ、デザイナーと協力しながら設計し、試作品を作ることを繰り返しながら製品化をめざしていきます。

私たちの仕事は、お客様の「ふわっとしたニーズ」を形にする仕事です。例えば「高級感のある紙器にしたい」というご要望に対して、「どのように」高級感を演出するかをデザイナーや営業スタッフたちと決めていきます。形状はどうするか、ビジュアルデザインをどうするか。これまでも縦型のハコをひねったような形状のものや、自動車の形をしたものなど、お客様の要望を叶えるさまざまな紙器を開発してきました。
きれいにパッケージされた紙器を見つけたら、一度分解してみてください。商品の下に隠された数々の工夫が見つけられるはずです。紙器にはデザイン性だけでなく、商品の詰めやすさや持ち運んだ時に商品がしっかりと固定されるかといった機能性も重要になります。そういった点を実現できる提案力の高さがレンゴーの強み。お客様の「こうしたい」という要望を形状やデザイン、そして機能性で応えることが仕事の醍醐味になっています。

2016年11月に「軟包装」の開発を中心とした部署に異動になりました。「軟包装」とは商品を包んでいるフィルムや容器のことです。商品に直接触れるものであり、酸素を通さない性質や、抗菌性といった性能が要求されます。お客様の用途に合わせて、レンゴーで開発した新素材などから最適なものを探し出し、狙い通りの機能が出せるかどうか、データを取って確認していきます。こうしたやり方は学生時代にやってきた研究手法に近いと感じています。紙器の開発は感性が大切なのに対し、軟包装ではデータや素材の知識をどう扱うかが重要になり、それぞれ違う能力が求められます。今はまだ軟包装の知識をたくさん得ることが当面の目標ですが、今後は紙器と軟包装の両方に携わったという経験を活かして、新しい発想で、これまでにないパッケージを考え出すことにトライしていきたいと思っています。レンゴーにはまだ私が経験していない素材の分野もあり、この先もいろいろな考え方を知り、知識を身につけながら、仕事の幅を広げていきたいと考えています。

休日はショッピングしたり、映画を見たり、大好きな海外ドラマを楽しんだりしています。中でも「CSI」という犯罪捜査ドラマシリーズが大好きで、一度は鑑識スタッフになりたいと思ったくらいです。いろいろな情報を集めて、謎を解いて、問題を解決していく。そんな面白さは、仕事にも通じているかもしれません。

9:00 ◎出社 メールチェック・提案資料作成など
12:00 ◎昼休み
13:00 ◎フィルム試作品の物性特性や袋サンプルの作成
16:00 ◎物性データの考察・検討、報告書の作成など
18:00 ◎退社

    ◎2013年 入社~

    包装技術部に配属になり、
    中央研究所で主に紙器の設計業務を担当。

    ◎2016年 4年目~

    開発営業第二部大阪開発営業課新設に伴って異動。
    軟包装の技術営業業務を担当。