八潮工場で、段ボールの表面に使うライナー紙の製造ラインを担当しています。大学院では、ウイルスやワクチンの分野を研究し、何ミクロンというレベルの数字や現象を確認していましたが、今私が日々携わっているのは、巨大な機械によって1時間で数十トンもの紙を次々と生み出すダイナミックな仕事です。その中で私は製造の状況をつぶさに点検し、現場をサポートしています。紙の仕上がりを自分の目で見て、手で確認する中で、確かな実感を得ることができます。仕事では操業管理をはじめ、設備の改善・改造やメンテナンス計画、テスト抄造などを担当しています。特に気を付けているのは、オペレーターからの声を拾うことです。現場の小さな変化にも敏感なオペレーターならではの意見を基に、私たちは現場の作業や設備を一つひとつ改善していきます。その後オペレーターから、「大変な作業が楽になった」「安全性が上がった」などの声が返ってくると、本当に嬉しいものです。そしてもちろん、結果的にこれが不良品の軽減や高品質な製品の製造につながるのだと確信しています。

職場では、自分の所属する課の人たちとだけ関わるのではなく、機械の設置・修理については施設課へ、紙の出来を左右する原料については原料担当者へ、出来上がった製品の品質については管理課へ、など仕事をする上でさまざまな部署の人々とのコミュニケーションを大切にしています。その中でも特に重要だと考えているのは、現場で機械を動かすオペレーターとのコミュニケーションです。改造した機械の使い方を私たちが知っているだけでは意味がありません。機械の改造・改善などを行った際は、マニュアルにまとめて一方的に渡すのではなく、オペレーター一人ひとりと顔を合わせながら機械の使い方などを実践し、説明しています。また、24時間稼働の製造ラインが夜勤から朝勤に代わる時間帯に毎朝出勤すると、まず夜勤の担当者からは夜間に何かトラブルがなかったかを聞き、朝勤の担当者には一日の連絡事項を引き継ぐようにしています。これらのコミュニケーションは、雑談も含めて時間をかけて行うのが重要です。こうした些細な会話のキャッチボールにより信頼関係が生まれ、安全・確実な業務につながるのだと思います。

企画書の作成やサプライヤーを交えての仕様の決定など、自分が中心となって初めて一から手掛けた新設備の導入がもうすぐ控えています。大きなプレッシャーもありますが、先輩や上司との距離は近く、困った時や壁にぶつかった時は、何でも気軽に聞いています。また、職場では女性の先輩も意欲的に活躍しており、オフでは女性たちだけで集まることもしばしば。私もキャリアを積み、先輩たちのように確かな実力を身に付けることが目標です。そして、段ボールという素材は知れば知るほどに奥深く、まだまだ大きな可能性を持っています。それを存分に活かした製品づくりに携わることで、レンゴーのさらなる発展に貢献していきたいです。私たちの仕事は製造ラインが動き出して終わりではなく、そこからがスタート。まずはもうすぐ始まる新設備の導入に向けて、ベストを尽くします。

レンゴーを知ったきっかけは、信頼をよせる学生時代の先輩の勧め。そして業界のトップランナーとして常に新しいことに挑戦する姿勢に魅力を感じ、当社を第一志望で就職活動を行っていました。入社して改めて感じるのは、福利厚生をはじめ女性の働きやすい設備や環境がしっかりと整っていること。性別に関係なく、数多くの活躍の場がレンゴーにはあります。

7:45 ◎出社
8:00 ◎現場ミーティング、現場回り
9:10 ◎朝礼
9:30 ◎デスクワーク
12:00 ◎昼休み
13:00 ◎打ち合わせ、設備改造計画・検討、資料作成等
17:15 ◎退社

    ◎2012年 入社~

    東京工場、八潮工場で実習。

    ◎2013年 2年目~

    八潮工場 製紙部に配属。

    ◎2016年 4年目~

    金津工場 製紙部に異動。