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製品解説

蛍光体とは

蛍光体は紫外線や可視光など、外部からの光のエネルギーを吸収し、エネルギーの異なる光を放出する材料です。通常は希土類(レアアース)と呼ばれるEu(ユーロピウム)、Ce(セリウム)、Y(イットリウム)などを使用し、製造時には高温・高圧での焼成工程が必要です。一部には、1500℃以上の高温、10気圧の窒素ガス雰囲気下で作られている蛍光体もあり、非常に多くのエネルギーが消費されています。
一般的な白色のLED照明は、青色に発光するLEDチップと、青色の光を吸収して黄色に発光する蛍光体を組み合わせ、擬似的な白色とする発光方式で作られています。
蛍光体の原料となるレアアースは産出国が限られ、そのほとんどを中国などからの輸入に頼るため輸出国の政策に影響を受けるとともに、価格が急騰するリスクを抱えています。一方、銀は貴金属の一種ですが、産出国も豊富で価格も安定しており、回収技術も確立されています。

蛍光体の発光メカニズム

物質が可視・紫外光を吸収して励起状態となった後、もとの基底状態に戻る過程で放射される光のことを蛍光といいます。(いわゆる蓄光現象での発光は“燐光”といいます)
蛍光体の発光メカニズム

疑似白色LEDの仕組み

一般的な擬似白色LED照明は、非常に明るい光源を作ることができますが、一方で赤色の成分が足りないため、太陽光で見た色の再現性が悪くなります。
  • 光の三原色(赤・緑・青) ・光の三原色(赤・緑・青)
  • 紫外線照射中 ・青色LEDチップ+
      黄色蛍光体
  • 疑似白色LEDから出ている光の波長(nm)・疑似白色LEDから出ている光の波長(nm)